【観葉植物にあげても良い?】水換えした水の有効活用術

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アクアリウムでの
定期的なメンテナンスとして
「水換え」があります。
週に一度、水槽を水を抜いて
新しい水を入れます。

これをずっと続けていくと
抜いた水を捨てるのがもったいないなと
思うようになります。
そこで水換えした水の活用について
考えてみます。

ふと
ふと

アクアリウム歴10年の私が解説します!

水換えした水の活用方法

①観葉植物の水やりに

最もよく活用されるのが
観葉植物の水やりです。

水槽の水にはいろいろな栄養素が
溶け出しています。
エサの食べ残しや魚のフンに
含まれる窒素などです。

それらの栄養素は観葉植物の成長の
手助けになるものなので、
むしろ観葉植物がよく育つようになります

【ハイドロカルチャー】水槽に観葉植物を入れて陸地を作る方法と使える観葉植物を紹介します


②他の水槽の立ち上げに

水換えした水の中には水槽にとって
重要なバクテリアもたくさんいます。
魚のフンに含まれる
有害物質を分解したり、
水の汚れを分解してくれます。

そんなバクテリアは新しく始めたばかりの
水槽にはいません。

水槽を始めるときに
「水槽を立ち上げる」
とよく言われますが、
それは水槽のバクテリアを増やして
汚れた水を分解できるようにする
ということです。

そのため2本目の水槽を
立ち上げようとするときには、
別の水槽の水換えした水を加えることで、
早く水槽が立ち上がるようになります

水換えした水は大丈夫なの?

水槽の水は何が含まれるのでしょうか?
観葉植物には使えますが、
料理や飲み水には適しません。
水槽の水について解説していきます。

栄養素が含まれる

水槽の水には窒素やリンなどの
栄養素が含まれています。
魚のフンや食べ残し、
水草の枯れ葉などが分解されて
水に溶け出しているのです。
そのため観葉植物やプランターへの
水やりには適しています。

軟水

水槽の水は水道水から塩素が抜けたり、
硬度が下がっていることが多いです。
そのため少し軟水になっています。

水草にミネラルが吸収されたり、
フィルターに吸着されているからです。
もちろん石を多く入れたりすると
逆に硬度が上がっていることもあります。

色が付いている

水槽の水は少し色がついていることがあります。
特に流木を入れていると
腐食酸のタンニンという物質が溶け出して
茶色くなるのです。
他にもバクテリアのバランスが
崩れていると白く濁ったり、
黄色く濁ったりします。

バクテリアが付いている

水槽にはバクテリアもいます。
バクテリアは水槽内のゴミを
分解してくれる良いバクテリアです。

水槽にとっては良いものですが、
ヒトにとっては微妙です。
そのため飲み水や皿洗いの水などには
使わないほうがいいですよ。

水換えした水を使わないほうがいい場面

  • 飲み水
  • 皿洗い
  • 洗濯機

基本的にヒトが飲んだり
触ったりする場所には
使わないほうが無難
です。

水槽には何が含まれるか分かりません。
体調が悪くなったり、
かゆみがでたりする可能性もあります。

ただ、災害時など有事の際には
最後の砦として使えるかもしれません。
泥水よりはずっとキレイな水です。

さいごに

アクアリウムの水換えした
水の活用術について解説しました。
基本的には観葉植物の水やりに使う程度です。
ヒトの飲み水などには使いにくいので
注意しましょう。