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滝のある水槽って憧れがありますよね。
この記事では見栄えのする滝の作り方からメンテナンスの仕方までまとめていきます。
水槽
観賞魚用の水槽を用意します。
大きさは45cmくらいが
管理するにもちょうどいいでしょう。
前面ガラスがないアクアテラリウム専用の
水槽もありますが、
普通の水槽でいいと思います。
今後、アクアリウムもやりたくなったら
同じ水槽を使えますよ。
また、水槽はしっかりとした
台の上に置きましょう。
水槽は水を入れると
かなりの重さになるからです。
水槽専用の水槽台が安心ですよ。
水中ポンプ
水を循環させて滝を作るために必要です。
水中ポンプも大きさや力の強さなど
種類が多くあります。
45cm水槽であれば
EHEIMコンパクトオン300か
GEXアクアテラメーカー
あたりがオススメですよ。
石
水槽のレイアウトのために使います。
石にもゴツゴツした石だったり
なめらかな石だったり
いろいろ種類があります。
実際にアクアリウムショップで
見て買ってもいいと思います。
コスパがいいのはcharmという
ネットショップで買える「風山石」です。
より自然な水景にするためにも
多めに買っておきましょう。
流木も使えますが、
カビが発生するなどトラブルも起きるので
アクアテラリウムには
石を使うことをオススメします。
最も簡単に滝を作る方法を紹介します。
ここでは水中ポンプとして
GEXアクアテラメーカーを使います。
①アクアテラメーカーを置く場所に決める
まずはどこに水中ポンプを置くか
決めましょう。
コードを目立たなくさせるならば
角に置くとよいでしょう。
はじめに石を置いてしまうと、
ポンプの置き場所が無くなって
結局やり直さないといけなくなります。
②石を組んでいく
石を組み上げて
レイアウトしていきましょう。
大きな石から始めるとやりやすいですよ。
水中ポンプを隠すように
レイアウトすると自然感がアップします。
滝にするには水が流れ落ちるように
斜面を作るようにしましょう。
落下するようにレイアウトしてしまうと、
水の落ちる音がうるさくなってしまいます。
③ホースを繋げて配置する
最後にポンプにホースを繋げて
水が出るところをセットします。
ホースの先端は石で挟むようにして
固定させます。
いろんなところから水が出るようにしてもいいですが、
一つにまとめると水量がまとまって
迫力のある滝になりますよ。
滝の土台を作ってしまう方法を紹介します。
自分の思い通りのレイアウトができますし、維持管理もやりやすくなります。
①スチレンボードを切る
土台を作るためのパーツを切り出します。
パーツは100円ショップでも売られている
ポリスチレンボードを使います。
ペラペラの発泡スチロールのような
素材です。
滝を作るには
水中ポンプからの水を受ける部分と、
水が落ちる部分のパーツが
最低限必要となります。
水を受けるパーツは上の図のように
ボックスのようにして、
水を少し貯められる構造にします。
水中ポンプからの水を
直接流すようにすると勢いが強すぎて
水が跳ねてしまいます。
また、水が出るところには鉢底ネットを
付けておくと貝やエビが入り込むことが
なくなりますよ。
水が落ちるところのパーツは
滝の水をコントロールできるように
水路のような形をすると良いでしょう。
②パーツを接着させる
切り出したパーツを接着させます。
バスコーク(クリア)や
アクアリウム用の接着剤を使います。
普通の接着剤は有害物質が溶け出す恐れがあるので避けましょう。
マスキングテープで仮止めしてから
接着させるとやりやすいですよ。
③水槽にパーツを貼り付ける
パーツができたら水槽に貼り付けます。
シリコン系の接着剤であれば
ガラス面に直接貼り付けても
カッターの刃を当てると
キレイに取れるのでオススメですよ。
④石を貼り付ける
スチレンボードが見えていると
人工物感が残ってしまうので
石を貼り付けて自然感を
アップさせましょう。
大きな石は重すぎて固定できないので
小さな石を重ねるようにして
貼っていきます。
⑤水中ポンプを繋げる
最後に水中ポンプをセットすれば
完成です。
水をためる部分にホースを付けて、
水が漏れないように接着剤で
コーティングします。
水が漏れると水の勢いがなくなるだけでなく、水が漏れ落ちる音がうるさくなります。
丁寧に仕上げていきましょう。
水はけをよくする
水はけのよさは
アクアテラリウムにとって最も重要です。
水はけが悪いと
カビが発生しやすくなったり、
ニオイが強くなったり、
根腐れを起こして植物が枯れてしまいます。
水はけを良くするには
水に浸かる部分は溶岩石や
軽石を置くなど、工夫が必要です。
陸地と水辺の高さを
はっきり変えるのも手ですよ。
水中ポンプは取り外せるようにする
水を循環してくれる水中ポンプですが、
なにかとトラブルの発生源になります。
いきなり止まってしまったり、
音が大きくなったりです。
ほとんどはモーターに
砂が入ってしまっていたり、
吸水口にゴミが詰まっていたりするのが
原因です。
そのためメンテナンスのためにも
水中ポンプを取り外しできるように
しておいた方が何かと便利です。
水が濁ってしまった
水を半分くらい換えましょう。
水が濁る原因は流木のアクだったり、
陸地の土によって濁っていたりと
さまざまです。
少しでも異常だなと感じたときには
水換えをするのが先決です。
水槽を始めたばかりの時など
水をキレイにしてくれるバクテリアが
十分にいない時は水が濁りやすいです。
はじめのうちは毎日1/4くらいの水を
換えるとトラブルが少ないですよ。
生き物が死んでしまう
水質に異常があるので
水換えをしましょう。
水槽を始めたばかりの時は
水をキレイにするバクテリアが
少ないので生き物のフンが分解されず、
そのまま残ってしまいます。
それが原因で死んでしまうのです。
また、陸地の土の中に
農薬が混ざっていたり、
入れた石から有害物質が溶け出している
可能性もあります。
とりあえずは水換えを続けて
良くならない時には
水槽をリセットしたほうが良いでしょう。
水槽に入れるものは
アクアリウムショップで
売られているものだけにしましょう。
カビが生えてきた
空気の流れを作りましょう。
カビは湿度が高くて
空気の流れがない環境で発生します。
アクアテラリウムではよく発生します。
定期的にピンセットなどで取り除けば
害はないですが、
見た目が気になりますよね。
そんなときには小さなファンを回して
空気を循環させてあげましょう。
水槽の中の空気を外へ出すような向きで
セットすると風が強くなりすぎずに
改善できますよ。
ニオイが気になる
土っぽいニオイが気になる時は
陸地の土を入れ替えましょう。
アクアテラリウムに腐葉土など
赤玉土以外の土があると臭います。
植物は水槽に入れた生き物のフンを
栄養素として成長するので
陸地自体の栄養はそこまで必要としません
(アクアテラリウムに適した
植物の話ですが)。
そのためニオイが気になるくらいなら
キレイな土に入れ替えたほうがいいですよ。
アクアテラリウムで滝の作り方から
メンテナンスのコツまで解説しました。
はじめてみるとアクアテラリウムの
奥深さにハマるはずです!
ぜひこの記事を参考にして
滝のあるアクアテラリウムを
始めてみましょう。