この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
先日、新しい水槽を立ち上げました。
立ち上げから1週間経ってから
水草を見てみると…
アヌビアスが溶けてる…。
ブセファランドラも…。
丈夫だと聞いていた陰性水草なのに…。
今回は備忘録として
考えられる原因と対策について考えてみます。
・急激な水質変化で古い葉が枯れた
・新しい葉は平気だった
・水換えして様子見
普通の水草が枯れる原因としては
次のものがあります。
光が強すぎる・弱すぎる
成長スピードが速い水草は
エネルギーを多く必要とします。
光量が少ないと光合成によって
必要なエネルギーを作り出せないため
枯れてしまいます。
逆に強すぎる光によって
葉焼けを起こしたり、
調子が悪くなる水草もあります。
水温が高すぎる・低すぎる
水草は水温が低くなると
成長を止めて休眠期に入るか
成長活動が鈍くなります。
長く続けば生命活動を維持できなくなり
枯れてしまいます。
一方で水温が高くなると、
過剰に光合成・呼吸が行われてしまい
結果枯れることもあります。
養分が足りない
成長が早く、養分要求量が多い水草には
追肥や液肥が有効です。
そのような水草を肥料を与えないままにすると
色が悪くなって枯れていきます。
他には二酸化炭素不足もありますね
水質が合ってない
水草が枯れる原因で最も多いのが水質です。
弱酸性の水質を好む水草をアルカリ寄りの水で育てる、
硬水を好む水草を軟水の水で育てるなど
それぞれの水草にあった水質で育てなければ
うまく成長できません。
また、水槽を立ち上げた直後などは
急激な水質変化に水草がついていけず、
枯れてしまうこともあります。
また、レイアウトで入れた流木や石などは
何らかの物質が溶け出し悪影響を与える可能性もあります。
川や海などで拾った流木・石を用いない方が良いと
言われるのはそのためです。
光の強さ(LEDライト)
今回枯れているのは陰性水草であり
もともと強い光量は必要ありません。
またこれまでも同じ照明で
ちゃんと育ってきたので
光量が原因ではなさそうです。
水温の設定
三角構図水槽にはヒーターが入っており、
水温は20℃設定にしています。
ヒーターは故障しておらず、
陰性水草の育成に問題のない水温となっているため
水温が原因ではなさそうです。
養分
陰性水草の場合は養分要求量は多くないので
肥料を与える必要はないと考えています。
与えた場合のコケが怖いですしね。
たまーにカリウムを含んだ
液肥を与えています。
水質
最近立ち上げた水槽です。
おそらく水質変化が原因でしょう。
急激に水質が変わってしまったのが
原因と考えられます。
そのほかの理由
他に考えられるのは
今回初めて使用した接着剤ですね。
水槽用なので影響はないと思われますが…。
使用した接着剤
使用したのはアクアスケーピンググルー。
水中でも硬化しアクアリウム用なので
固まれば生体にも安全です。
活着させるのに糸で固定させるのは
かなり手間なので今回使ってみました。
注意書きの記載内容
アクアスケーピンググルーの裏に表記のある
注意書きを見てみると
「効果が落ち着いたら本水槽に移してください」とのこと。
むむむ…。
硬化確認する前に注水してしまったぞ…。
それに注水後も接着剤使ったな…笑。
いやでも、この接着剤はアクアリウム用。
接着中で固まる前でも
水槽に悪影響が出る物質は出ないはず(と信じたい)。
いろんなユーザーのことを想定して商品開発しているはずだし…。
なので主原因とは考えられません。
ずばり
水質変化に対応するために
古い葉を捨てた、と考えます。
水質変化のストレスに対抗するために
力(養分)を新芽部分に集中させたことで、
古い葉が耐えきれずに溶けていったのです。
溶けた部分を見ると古い葉だけでしたしね。
リセットしたこと以外は
今まで問題なく育ってきた環境なので
原因として考えられません。
枯れた葉の撤去
一応枯れた葉を取り除いておきます。
ミクロソリウムのシダ病のように
接触部から感染したら嫌なので。
とりあえずです。
あとは水が汚れるのを防ぐためでもあります。
水換え
水換えをして水質の改善を試みます。
ただし一気に全部変えてしまうのではなく、
2日に1回程度1/6程度の水を変える感じです。
今回陰性水草が溶けたのは
立ち上げ直後ということが原因だと思われます。
今は一部の葉だけですが
陰性水草は成長が遅いため、
影響が出始めた頃にはもう手遅れ
なんてこともあります。
ただ対処をした今はとりあえず様子を見ることにします。
がんばってくれ、水草よ。