この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
アクアリウムやりたいけど置き場所がないな
そんな悩みを持つ方も多いと思います。
そんな方々にオススメなのが「小型水槽」です。
この記事では小型水槽の特徴から
注意すべきポイントまで解説しながら、
実際に1つ作っていきます。
①小型水槽は30cm以下の大きさ
②維持管理は普通の水槽と同じ
③水温変化にはかなり注意が必要
④魚は最小限に留めた方が良い
⑤基本を押さえれば始めやすく管理しやすい
まずは小型水槽について解説します。
小型水槽とは?
ここでいう小型水槽とは
幅・高さ・奥行すべてが30㎝以下 の水槽を指します。
商品展開数も多く、
水槽・フィルター・ライトなどが
セットになった商品もあり、
これを買うだけですぐに始められます。
かなりコンパクトなので場所を取らず、
どこでも設置することができるのが
最大のメリットです。
また、置く場所を変えたくなっても
そのコンパクトさがゆえに
すぐに移動することができます。
日常管理について
基本的には通常の水槽を同じで
水換えやトリミングが必要です。
成長が早い水草を入れる場合、
放置するとすぐに水槽内が
ジャングル状態になってしまうので
定期的なメンテナンスが必要です。
小型水槽を始める際に
レイアウトで気を付けるポイントを
まとめていきます。
基本の構図は抑える!
小さい水槽であっても
基本の構図は抑えましょう。
適当にレイアウトしてしまうと
締まりのない微妙な
水槽になってしまいます。
↓下の記事で詳しくまとめています↓
向いている水草は?
あまり大きくなく、
成長が遅い水草がおすすめです。
アヌビアスやクリプトコリネは
強い光量も二酸化炭素も必要なく、
初心者でも簡単に育てられます。
成長が早くても定期的にトリミングすれば
キレイに維持できますよ。
生体は最小限に!
小さな水槽なので多くの魚を入れると
ストレスを感じて長生きできません。
そのため体長5㎝以下かつ
あまり活発に泳ぎ回らない魚がおすすめです。
掃除しやすいレイアウトに
小型水槽は小さすぎて掃除など
メンテナンスがしにくいです。
レイアウトするときに
ガラスと石などが近すぎないようにした方がいいです。
掃除は使い終わった歯ブラシを使うと便利ですよ。
ここからは小型水槽を始めるにあたって
注意するべき点についてまとめます。
水温の変化に注意!
水の量が少ないことから
水温変化が大きくなります。
少ない水の方が温めやすく、
冷ましやすいのです。
水温変化が大きいと魚の調子が悪くなります。
春や秋など昼夜の温度差が大きい季節は
水槽に断熱材を貼るなどの対策が必要です。
1番楽なのは冷暖房が入る
リビングに水槽を設置することです。
特に気をつける季節は夏です。
直接日の当たる場所に置いていると
あっという間に水温が30℃を超えてしまいます。
どんなに丈夫な魚、水草であっても
生きていけません。
しっかりとした台に乗せる
小型水槽であっても水を入れれば
ある程度の重さになります。
不安定な台に乗せていると
ふとした瞬間に落下させてしまう可能性があります。
そのため水槽の設置場所は
安定した台や棚に乗せましょう。
エサを与えすぎない
魚を入れていると餌を与える必要があります。
食べている姿が可愛くて
ついつい与えすぎてしまうかもしれません。
小型水槽が水温変化が大きいので、
エサによる水の汚れるスピードも早くなります。
あっという間に苔まるけになることもしばしば。
魚のエサは2日に1回、
少なめのひとつまみくらいで良いです。
かなり小さな水槽を使った
超小型水槽というものもあります。
ボトルアクアリウムや
ナノアクアリウムとも呼ばれます。
ここまでくるとフィルターですら
大きすぎて設置できません。
小さくて可愛らしい水槽ですが、
維持するのは少し大変です。
定期的に水を換えましょう。
用意したもの
倉庫に眠っていたガラス瓶です。
もともとは海苔が入ってました。
こちらも倉庫に眠っていたポンプ。
ノーブランドですが流量を4段階に調整できます。
ポンプの大きさはアクアテラメーカーと同じくらいです。
土台に使用します。
軽くて強度がありますが、
カッターで曲線に切りにくいのがたまにキズ…。
土台の装飾に使います。
安価で様々なサイズのものが売られているので
かなり重宝しています。
接着剤です。
必ず防カビ剤が入ってないことを確認しましょう。
作り方
プラダンをカットして
写真のような構土台を作りました。
水中ポンプを隠すような構造です。
一部鉢底ネットを貼り付けて
循環しやすくしています。
立体感を出して人工物感をなくすために
写真のような突起を作りました。
プラダンの土台に風山石を貼り付けます。
大きめの石から順に貼り付けていきます。
特に注意するのが端の方。
大雑把にはみ出すくらいに貼っていった方が
より自然な印象が出ます。
土台ができたら水中ポンプとともに
ガラス瓶へ入れていきます。
石を追加して土台をしっかり固定させます。
ポンプからのホースをシリコンシーラントで
しっかりと土台と固定させます。
水漏れが心配なので多めに隙間を
全て塞ぐように塗っていきます。
シリコンシーラントに砂をまぶしておくと
見栄えが良くなります。
ここで水がちゃんと流れるかテストをします。
思ったように水が流れるか、
水量は多くないかなどを見るためです。
最後に苔や水草を配置します。
事前に流水テストしたので
どの部分に水が流れやすいか分かります。
植物の適した環境に置いていきます。
完成!
こんな感じになりました。
テーマは「川の源流」です。
瓶の中で響くのか、
水が流れる音がとても心地よいです。
小型水槽について解説しました。
最低限の注意を払えば
始めやすく維持しやすい水槽です。
私も実際に作ってみて
とても早く完成したのでお手軽さが分かりました。
今後はこれを維持しつつ気づきを追記していきます。