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この前掃除したばっかりなのにもう汚くなってる
水槽がすぐに汚れてしまうのには
理由があります。
日頃から気を付けておかないと
コケまみれになったり、
水が透明でなくなってしまいます。
この記事では水槽を
キレイに保つコツをまとめました。
①週に1回は水換えをしよう
水を換えてキレイな水を入れましょう。
水槽が汚れてしまうのは
水に汚れの原因が多くあるからです。
そのままにするとみるみる汚れていきます。
水換えは週に1回、
水槽の1/3くらいの水を換えましょう。
新しい水はカルキ抜きをしてから入れましょう。
②エサを与えすぎない!
熱帯魚やメダカを飼っていると
ついついエサを与えすぎてしまいます。
水槽を見ていると口をパクパクして
欲しそうにしますもんね。
しかしエサを与えすぎると
食べ残しが増えて、
水が汚れる原因となります。
エサを与えるときはすぐに
食べきれるくらいの量で充分ですよ。
ひとつまみでも多すぎるかもしれません。
メダカや金魚用のエサには
水を汚しにくいエサも売られているので、
そちらを使ってみてもいいですね。
③調整剤はほどほどに
アクア用品には水質を調整したり、
水草のための肥料など
さまざまな調整剤があります。
水槽という限られた空間だと
そんな調整剤はとても便利です。
しかし使いすぎると
逆に水を汚す原因となります。
水質のバランスが崩れてしまうからです。
そのため調整剤を使うときは
規定量を守って使いましょう。
④ライト点灯時間を考える
水槽の汚れには「コケ(藻)」があります。
コケも水草と同じように光合成をします。
そのためライトの点灯時間が長すぎると
コケが増えてしまって汚れてしまいます。
水草水槽でなければ
1日6~7時間程度にすると
コケを抑えられますよ。
⑤砂の掃除もしよう
水換えするときには
砂や砂利の掃除をしましょう。
砂や砂利には食べ残しや魚のフンなど
汚れが溜まっていきます。
掃除は水換えと同時にできますよ。
水を抜くホースを砂に差しこんで
砂の中のゴミを吸うだけです。
砂よりも軽いのでゴミだけを吸いとれます。
差し込みすぎると砂も吸い込んでしまうので調整しましょう。
汚れの正体は?
水槽が汚れてしまうのは
「コケ(藻)」と「アク」が原因です。
ガラス面や石などの表面の汚れは
「コケ(藻)」です。
スポンジやブラシで掃除すれば
すぐにキレイになります。
汚れの原因として
最もポピュラーなものです。
一方で「アク」による汚れには
水自体の色の変化があります。
水が黄ばんだり、茶色く濁ったりします。
「アク」は流木に含まれる
タンニンという物質が原因です。
流木を入れるとタンニンが
少しずつ溶け出して
水が茶色くなってしまうのです。
そのほかにもバクテリアが以上に
増えてしまうことによる
「白濁り」や「油膜」などもあります。
汚れる原因は?
水の中に養分が多すぎると
「富栄養化」と呼ばれます。
「富栄養化」は余分な養分が多すぎるためにコケが発生しやすくなったり、水が汚れてしまう原因となります。
養分を分解しようとする
微生物も増えてしまいます。
すると分解のために
水中の溶存酸素を使い果たしてしまい、
「酸欠状態」になります。
水が汚れるだけでなく
飼育する生き物も調子が悪くなります。
水槽を始めたばかりだとフィルターがまだ立ち上がっていません。
フィルターの中に入れた
ろ材に汚れを分解するバクテリアが
充分にいない状態です。
汚れを分解できません。
水槽を始めたばかりの時は
特に注意する必要があります。
水槽に入れる流木や石は
アク抜きが必要です。
アク抜きとは流木などに含まれる
タンニンなどを除去する作業です。
水に沈めて1週間放置したり、
鍋に入れて煮沸する方法があります。
アク抜きをしていれば
トラブルのものになる物質が
溶けにくくなるので、必ず行いましょう。
新しく水槽を始めるときに注意すれば
汚れにくくなるポイントがあります。
水槽が小さいと汚れやすい
たくさんの水を沸かすよりも
少ない量を沸かす方が早いですよね。
水の汚れについても同じことが言えて、
水量が多い方が
汚れるスピードは緩やかです。
そのため小さい水槽よりも
大きな水槽の方が水が汚れにくいですよ。
小さな水槽はカワイイし、
置く場所にも困りませんが、
維持管理は上級者向けです。
始めるならば45cm以上の水槽がオススメです。
フィルターはワンサイズ上のものを使う
フィルターには
適合水槽サイズがあります。
「45cm水槽用のフィルター」といった感じです。
水を汚れにくくするには
ワンランク上げたフィルターを
使いましょう。
ろ材容量が多くなり、
水をキレイにする能力が上がります。
注意点はフィルターを
ワンサイズ上げるとモーターも
大きくなってしまうので
水流が速くなってしまいます。
洗濯機のように
ぐるぐる回ってしまいます。
「少しだけ余裕をみる」くらいにしましょう。
活性炭を入れよう
活性炭は目に見えない細かい穴が
無数に開いています。
その穴に水中の汚れ・黄ばみを
吸着する性質があります。
そのため活性炭を入れるだけでも
汚れを抑えられますよ。
フィルターの中に入れれば
3ヶ月くらい効果が持続します。
水の汚れが気になったら入れてみましょう。
オススメは「ブラックホール」です。
直射日光が当たらない場所に置く
水槽を直射日光に当たる場所に
置いているとコケが
発生しやすくなります。
太陽光はコケが成長しやすい光ですし、
水温が上がることで
繁殖しやすくなるからです。
ライトだとタイマーで点灯時間を
調整できるので便利です。
さらに直射日光は水槽を接着する
シリコンを劣化させるので注意が必要です。
メンテナンスしやすいレイアウトに
掃除がしやすいレイアウトにしましょう。
特に全面ガラスの近くに物があると
ガラスが汚れても掃除しにくくなります。
水槽を見るときにコケが気になって
嫌になります。
石や流木を配置するときは
気をつけましょう。
成長が早い水草を入れよう
水草は水中の養分を吸収して成長します。
成長の早いアナカリスなどの水草は
養分をより多く吸収してくれるので
水が汚れるのを防いでくれます。
魚をたくさん飼いたいときには
成長の早い水草を入れることを
オススメします。
金魚藻として売られている
アナカリス・マツモ・ガボンバあたりが
育てやすいですよ。
水槽のコケを好んで食べてくれる
生き物もいます。
エビとか貝なんかがそうですね。
オトシンクルスという魚は
ガラス面や流木に張り付いて
コケを食べます。
ただしコケの種類によっては
全く食べてくれないコケもあるので
注意です。
エビや石巻貝なんかは予防のために
入れておいてもいいと思いますよ。
フライングフォックス系や
ブラックモーリーなどは
気が向いたら食べるくらいに
思っておいた方がいいでしょう。
やはり日ごろから気をつけることが
1番です。
ここからは私が実際使っているかなり便利な掃除道具を紹介します。
水換えにはプロホースEX!
水槽から水を抜くときには
水作の「プロホースEX」が便利です。
ポンプを何回か押すだけで
水が吸い上げられて、
サイフォンを利用して
そのまま自動的に水が抜けていきます。
サイズもS・M・Lと3種類あります。
私は90cm水槽では「L」、
45~60cm水槽では「M」、
それ以下の小型水槽では「S」を
使っています。
「S」はパイプが細くなっているため、
水を抜くスピードも遅くなります。
迷ったら「M」を買えば
問題ないと思います。
水を抜くだけでなく底床掃除にも
便利ですよ。
あまり深く差し込まないように
掃除するのがコツです。
砂を吸い上げたり、
柔らかいホースを押さえて
砂を落としたりしながら掃除しましょう。
ガラス面の苔にはスクレーパーが便利
メラミンスポンジも便利ですが、
それ以上にスクレーパーが便利です。
手が濡れないからです。
また手が入らない狭いところも
キレイにできますよ。
金属の刃の方がキレイに
コケを掃除できますが、
ガラスが傷ついてしまうこともあるので
注意が必要です。
3回使ったら新しい刃に換えましょう。
歯ブラシは万能!
使い終わった歯ブラシも使えます。
石や流木についたコケを取ったり、
フィルター掃除した時の
細かい部分を掃除できます。
1本あるとなにかと使えるので
取っておきましょう。
フィルターも掃除しよう
フィルター本体には
だんだんゴミが溜まっていきます。
そのままにすると
ろ材が目詰まりを起こして
水をキレイにできなくなります。
水換えは週に1回ですが、
フィルター本体の掃除は
3ヶ月に1回を目安に行いましょう。
ろ材を飼育水で洗ったり、
ポンプ周りをキレイにします。
ろ材がヘナヘナになっていたら
新しいものに交換します。
だいたい1年くらいで交換していますよ。
水質を測ってみよう
もしかしたら水質のバランスが
崩れているかもしれません。
きちんと対処できるように
まずは水質を測ってみましょう。
テトラの6in1がすぐに測れて便利ですよ。
拾った流木・石を使ってない?
川や海で拾った流木や石には
農薬であったり有害な微生物が
ついている可能性があります。
煮沸消毒などをすれば
リスクは減らせますが、
それでも絶対はありません。
石であれば水質を少しずつ
悪化させてしまうかもしれません。
私としては拾ったものを
水槽に入れることはオススメしません。
水槽が汚れてしまう原因と
対処法をまとめました。
日ごろから気をつけていれば
ある程度なら改善すると思います。
ぜひ参考にしてみてください。