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水槽には照明をつけることが多いです。
照明によって自然光よりも明るく水槽が
見やすくなります。
しかし何時間くらいライトを
つけておけば良いのでしょうか?
あまり長くつけるとコケが気になるし、
短くても水草が育ちません。
この記事では水槽のライトを
何時間点灯させるのがベストか
解説します。
アクアリウムとアクアテラリウムを分けて紹介します
飼っている熱帯魚への影響
金魚や熱帯魚などにとっては
ライトが当たっている時間が
「昼」となります。
そのため魚の体調の良し悪しに
深く関わります。
私たちも太陽とともに
生活していますよね。
24時間ずっと暗かったり、
ずっと明るかったりすると疲れますよね。
また急に明るくなったり
暗くなったりを繰り返されると
目がクラクラして体調が悪くなります。
飼っている魚も一緒で、
ライトをつけたり消したりするのを
頻繁にやってしまうと
調子が悪くなります。
調子が悪くなると
体色が悪くなったりします。
水草への影響
水草はライトの光を利用して
光合成をして成長します。
ライトの点灯時間が短いと
光合成が減ってしまい、
成長が抑制されてしまいます。
逆に長すぎるとコケも増えてしまい、
水槽が汚れてしまいます。
水温への影響
水槽の照明器具は熱を発生します。
明るいライトは特に点灯中は
熱くなります。
そのためライト点灯中は
水温をあげるという副作用があります。
冬は寒いので水温を上げてくれて
助かりますが、
夏場は水草を上げすぎるので
注意が必要です。
熱帯魚を飼っているとき
魚を飼っているときは
8時間前後がベストです。
自然界の日照時間と近くすると
魚の体内時計バランスも整うので
良いでしょう。
付けたり消したりせずに
「連続」8時間ということに注意です。
水草を育てているとき
育てている水草に左右されます。
明るい光を必要とする水草を
育てていたりすると
長い点灯時間が必要です。
逆に陰性水草や金魚藻など
光をあまり求めない水草であれば
6時間くらいでも良いでしょう。
陰性水草水槽を維持している筆者は6時間です
季節による点灯時間
夏場にはライトが原因となって
水温上昇が起こってしまいます。
真夏のただでさえ暑い中、
ライトからも熱せられると
水温はあっという間に
30℃を超えてしまいます。
そのためライト点灯時間は
通常よりも1時間程度短くしたほうが
無難ですよ。
光がないことよりも
高水温の影響の方が多いです。
私は夏場は部屋のクーラーを
つけっぱなしにしたり、
夜間にライトをつけたりしています。
気温が下がる冬はライトの
熱源が大切になります。
ただしライト点灯時間はそのままです。
長くしてもコケが増えるだけです。
私は深夜にライトをつけて
ヒーターの暖房代節約を
しようとしています。
夜間にライトをつけるときは
日中に光が入らないようにしましょう。
魚の体内時計がずれてしまうからです。
写真のようにタオルをかぶせて
保温・遮光しています。
6時間が目安
コケの原因は水中に栄養素がありすぎることと、ライトの点灯時間が長いことがあります。
そのためライト点灯時間は
短めの「6時間」がオススメです。
午前10時に付けて
午後4時に消すような感じです。
水槽に直射日光が当たっていると
コケの原因となるので置き場所には気をつけましょう。
陰性水草・金魚藻を入れる
点灯時間が短くても育つような
水草がオススメです。
アナカリスやマツモなどの金魚藻と
呼ばれる水草はかなり丈夫で
ライト点灯時間が短くても
問題なく育ちます。
成長が早いので水質浄化効果も
期待できますよ。
またアヌビアスなどの
陰性水草は暗くても育ちます。
アクアテラリウムの場合でも
目安の点灯時間は変わりません。
アクアテラリウムでは
陸地の植物が増えます。
シダ植物などの高湿度を好む
種もありますが、
中には強い光を好む植物います。
ただし、水槽という環境では
ライトがかなり近くにあるので
点灯時間が長すぎると
「葉焼け」を起こしてしまいます。
そのためアクアリウムと変わらない
点灯時間がオススメです。
水槽のライト点灯時間について
解説しました。
私の考えはアクアリウムも
アクアテラリウムも点灯時間は
変えなくていいと思います。
何を育てているかによっても
変わってくるので
水槽の様子を見ながら
調整してみてくださいね。