【飼っている魚の捕まえ方】熱帯魚を傷つけずに捕まえる方法と水槽のレイアウトを崩さない方法をまとめます

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水槽の魚をアミで捕まえる時
無理に追いかけ回してないですか?
もしかしたら飼っている
メダカや金魚、熱帯魚が
傷ついてしまってるかもしれません。

この記事では魚の捕まえ方を紹介するだけでなく、水槽の魚を傷つけずに捕まえる方法を紹介します。

傷つけずに捕まえるコツは?

①柔らかいアミを使おう

アミにも色々な種類があります。
魚を傷つけずに捕まえるには
柔らかい素材で作られている
アミを使いましょう

目の細かいアミだと柔らかいですよ。

魚を捕まえた後にアミの中で
暴れることがあります。
そのときにアミで傷ついてしまうことがあります。

メダカ用に開発されたアミは
アミの目が細かくて柔らかいので
オススメですよ

②アミの枠に注意!

捕まえるときにアミの枠には
気をつけましょう。
枠は写真の赤線部分で、
硬くなっている部分です。
特に捕まえようとして枠の部分で、
魚を押し潰しそうになることがあります


水槽の隅に追い込んだときに
スキマから逃げないようにしますよね。
そのときに運が悪いと魚を
枠で挟んでしまうのです。
そのためアミの枠にも注意しましょう。

③大きめのアミが理想

魚を捕まえるときには
大きめのアミを使いましょう。
アミが大きくなれば捕まえられる
面積が大きくなって
傷つけずに捕まえることができます。
追いかけ回さなくてもいいからです。

ただ、大きなアミを使うと
流木や水草に引っかけてしまうことが
増えてしまうので注意しましょう。

④コップやバケツを使ってもいい

アミでなくコップやバケツで
捕まえてもいいです。
ベタなどヒレが長い魚だと
アミで傷つきやすいです。

ヒレが長い魚は泳ぎが得意でないことが多いので、コップやバケツで掬うように捕まえるのが安心です。

⑤水を少なくしよう

水槽の水を抜いてから
捕まえるのも手です。
魚の逃げ場が少なくなるので
捕まえやすくなります


捕まえるときに
魚を傷つけてしまう原因の多くは、
無理やり捕まえようとしたからです。
そのため捕まえやすくするだけでも
傷つける可能性が低くなりますよ。

魚を水槽に入れるとき

新しく魚を買ってきて
水槽に入れるときには、
アミを固定させる方法が便利です。

アミをバケツなどの容器に置いて、
魚が入っている容器やビニール袋を
水ごとアミに注ぐのです。
この方法だと魚を追いかけ回すことなく
魚をアミに入れることができるので
傷つけずに移動できます。
コツはゆっくり水を入れることです。
勢いが強すぎると衝撃が大きくなります。

アミは2つ以上あると便利!

アミを1つだけで捕まえようとすると
なかなか捕まりません。
魚を追いかけまわしても
逃げられてしまうからです。

そんなときにはアミを2つ使いましょう。
利き手じゃない方の手でアミを固定して、
そのアミに誘い込むように
利き手のアミを使うのです。
ガサガサと同じ要領です。

魚の大きさ別の捕まえ方

小さな魚(メダカ・熱帯魚)を捕まえるとき

小さな魚を捕まえるときは
目の細かいアミを使いましょう。
目が荒いと小さな魚は
傷ついてしまいます。
メダカ用に開発された
アミも売られているので
そちらを使うことをオススメします。

中くらいの魚(金魚・エンゼルフィッシュ)を捕まえるとき

余裕のある大きさのアミを使いましょう。
小さいアミだとヒレがはみ出して
捕まえにくいですよ。

魚にとってアミは迫り来る壁に見えます。
近づいてきたら逃げたくなりますよね。
大きなアミであれば逃げ場がないので
捕まえやすくなります。

大型魚を捕まえるとき

大型魚を捕まえるときは
専用のアミを用意するか、
プロに頼みましょう。

引越しなどであれば袋に入れた後も
酸素を入れる必要があるなど
手間がかかります。
そのためプロに頼んだ方が安心・安全ですよ。

魚の特徴別の捕まえ方

底物(ドジョウ・コリドラス)を捕まえるとき

水槽の底を泳ぐ魚を捕まえるときは
エサで誘き寄せる方法がオススメです。

底物は追いかけて捕まえようとしても
なかなか捕まえられません。
水槽の陰に隠れてしまうからです。

そのためアミの中にエサを入れて
誘き寄せた方が簡単に捕まえられますよ。

私も昔ドジョウを4種類くらい
飼っていましたが、捕まえるときは
エサで誘き寄せていました。
底物はエサを入れるとすぐに食いついて
警戒心がなくなりやすい
お茶目な魚が多いです。
そのためこの方法で捕まえやすいのです。

ドジョウの飼い方まとめ~どじょうの生態や種類など飼育環境を解説します~

泳ぎが得意な魚を捕まえるとき

水を少なくして捕まえましょう。
泳ぎが得意な魚は警戒心が高いことが
多いのでアミを入れた瞬間に
逃げ回ってしまいます


そのため水槽の水を少なくして
逃げ場を少なくすることが重要です。
可能であれば水槽の水を
ほとんど抜いてしまえば確実ですよ。

エビを捕まえるとき

エビを捕まえる方法は
下記の記事でまとめています。

【必見】ミナミヌマエビが繁殖しすぎたときの対処法 〜水槽内での捕獲方法〜

レイアウトを崩さずに捕まえるには?

小さなアミを使おう

レイアウトを崩してしまう理由として
アミが流木や水草に引っかけてしまう
ことがあります。
そのためレイアウトを
崩さないようにするのであれば
小さいアミを使うべきです


アミを小さくすれば
捕まえにくくもなるので
ちょうどいい塩梅を探しましょう。
アミは大きさ別に3種類くらい
持っておくと便利
ですよ。

魚が寝ているときに捕まえる

魚が元気なときは捕まえにくいので
レイアウトを壊してしまう
可能性も増えます。
魚にも寝ている時間があるので、
そういった時間に捕まえると
すんなり捕まえられます。
ライトが消えて充分な時間が経ったあとに
捕まえましょう


暗いままだと逆にレイアウトを崩す
危険があるので部屋の電気だけ
つけた状態で捕まえましょう

失敗したら少し待つ

捕まえようとして
失敗してしまったときは
時間を置きましょう。

魚は一度ストレスを感じて警戒すると、
隠れてしまったりして
捕まえにくくなります

そのため失敗したら少し待って
再チャレンジしましょう。

水を抜いて逃げ場を少なくする

逃げ場が多いと捕まえにくいです。
水槽の水を抜いてしまえば
逃げ場が少なくなり、
レイアウトを崩す危険が少なくなります。

さいごに

魚の捕まえ方を紹介しました。
魚はアミから逃げようとするので
確実に傷つけずに捕まえる方法は
ありません。
しかし気をつけるポイントを押さえて
できるだけ安全に魚を捕まえましょう。