アクアリウム水槽に高さを出す方法 ~底上げしてソイルを節約~

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少しでもソイルを節約したい

こう思うアクアリストも多いと思います。
実際わたしもずっとそう思っています。
そこでこの記事では、
ソイルや砂利を少しでも節約するために、
底床を底上げ・かさ上げする方法を紹介します。

POINT

①軽石・ろ材を使う時は洗濯ネットに入れる
②上部フィルター用のマットを重ねる
③100均のプラスチック容器を使う
④発泡スチロールは水槽に接着する
⑤スチレンボードで土台をつくる

底上げ・かさ上げの方法

①軽石をつかう

POINT

メリット:安い・お手軽
デメリット:時間がたつとボロボロ崩れる

1番はじめに思いつく方法かもしれません。
ネットで調べても定番として
よく紹介されていますね。
水槽の軽量化にも役立ちますよ

軽石を使うときは洗濯ネットなどに入れると、
リセットするときに取り出しやすいです。
軽石を入れたネットを何個か用意して
積み上げるように置くと、
高さを維持できるのでおすすめです。

軽石を使うときは必ず水洗いしてから使いましょう。
細かい粉がついているので、
水槽が濁ってしまいます。
また、時間がたつと軽石自体も
細かく崩れていくので注意

 

②ろ材をつかう

POINT

メリット:軽石よりも長持ち・ろ過効果
デメリット:値段が高い

軽石でなくフィルターに入れる
「ろ材」を使う方法です。
方法は軽石と同じで洗濯ネットに入れます。
軽石よりもしっかりしているので
使っていくうちに細かくなることは少ないです。
軽石よりも値段が高いのがネックですね。

③ウールマット・綿をつかう

POINT

メリット:敷くだけなので簡単
デメリット:高さがあまりでない

上部フィルターに使う
ウールマットも使えますよ。
水槽奥に並べて敷きつめるだけなので
かんたんでお手軽です。
ウールマットのデメリットは
高さがあまり出せないことです。
3枚くらい重ねて使っても、
軽石やソイルを使う方法よりも低いです。

④100均アイテムをつかう

POINT

メリット:種類・サイズがいろいろある
デメリット:探すのがめんどう・水槽に入れていいか迷う

アクアリウムではお馴染みの100円ショップにも
底上げできるアイテムはありますよ。
私がよく使うのはプラスチック容器や
人工芝や、猫よけのトゲトゲです。
プラスチック容器は空気がたまらないように
空気穴を開けておく必要があります
100均アイテムは種類が多いので、
事前にサイズを測っておくとよいですよ。

 

⑤土台をつくる

POINT

メリット:理想の寸法で底上げできる
デメリット:作成に時間・手間がかかる

ポリスチレンボードなどで土台を自作して
底上げする方法です。
これは下の記事で詳しく紹介しているので
ぜひご確認ください。

この方法だと自分の好きな形が作れるので
どんな水槽でも高さも幅も自由自在です。
作るのに時間がかかったり、
水槽用であるものの接着剤を使うので
心配な方は避けたほうがいいかもしれません。

【土台で石節約】45cm水槽で陰性水草水槽をレイアウト 〜岩組レイアウトのコツと方法〜

発泡スチロールは使える?

結論を言えば「使えます」
ただ、注意点があります。
それは水に浮いてしまうので、
水槽に直接貼り付けないといけないことです。
ソイルだけの重さでは浮いてきてしまいます。
大きめの石を置くのであればいいかもしれませんが、
石がない部分が持ち上がって
レイアウトが崩れてしまう可能性もあります。

発泡スチロールで底上げするときには
必ず水槽に直接接着させましょう。
これはスタイロフォームの場合も当てはまります。

 

底上げするメリット

ソイルや砂を節約できる

最大のメリットがこれでしょう。
水槽の底床を全てソイルや砂・砂利にすると
かなりの量になります。
するとお金がかかるのはもちろん、
水槽もかなり重くなってしまいます。
水槽を底上げしていれば
ソイル等を使う量が半分くらいになりますよ

水槽を奥行きがでる

底上げして底床に傾斜をつけると
水槽に奥行きが感じられるようになりますよ。

石や流木をしっかり固定できる

石や流木をレイアウトしたときに
ソイルが崩れたりして
なかなかうまく固定できない時があります。
その点、底上げして軽石や
プラスチック容器を入れていればしっかりと固定でき、
理想のレイアウトができます。

さいごに

水槽の底上げ方法をまとめました。
これらは私がやってきた方法なので、
他の方法があればぜひ教えてください!