【魚なしの水槽?】おしゃれなインテリアとしての魚を入れないアクアリウムの作り方とポイント!

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ふと
ふと

水槽には魚を入れないとダメなの?

熱帯魚のイメージが強いアクアリウムですが、魚を入れないアクアリウムもあるのでしょうか?


魚を飼うとエサやりが必要で、
あまり手間をかけたくない人にとっては
デメリットかもしれません。

そこで今回は水槽に魚を入れないことの
メリット・デメリットから
魚を入れない水槽制作の
ポイントまでまとめていきます。

アクアリウムと魚

アクアリウム水槽には金魚やメダカ、
熱帯魚がいるイメージがあるように、
水槽には魚を入れることが一般的ではあります。

アクアリウム用品が売られている
ホームセンターやペットショップには
キレイな熱帯魚も売られていますし、
水槽のパッケージには魚の写真や
イラストが描かれていますよね。

一方で魚を1匹も入れないスタイルもあります。
特に水草をメインで育てる
水草水槽だと入れないこともあります

ふと
ふと

私は水草水槽を維持していますが、エビと貝しか入っていません

魚を入れないことのメリット

①エサやりをしなくていい

なによりエサをあげなくていいので
手間がかかりません。
魚を飼っていると2日に1度以上は
エサをあげます

もちろん魚はかわいいのですが、
出張や旅行などで家を不在にすることが
多い人だとなかなか難しいですよね。
自動給餌器もあるのですが、
エサの量の調整が難しいです。

②水槽が汚れない

魚を飼っていてエサをあげると
食べ残しなどで水が汚れていきます

ついついエサは多く与えすぎてしまうので、どんどん水が汚れていきます。
水が汚れるとコケだらけになったり、
水が濁ることがあります。

その点、魚がいなければ
水が汚れることは少なくなります。
キレイな水槽のままなので
インテリアとしては最適ですね。

水槽がすぐ汚れてしまう時の原因は?日頃気をつけるべきポイントをまとめました

③水草の食害がない

水草を育てていると飼っている魚が
かじってしまうことがあります。

特に金魚など草食や雑食の魚に多いです。
せっかくキレイに育っていた水草が
食べられてしまうとショックです。
魚によっては砂をほじくり返して
水草を抜いてしまうものもいます。
水草メインの水槽の場合は
大きな魚を入れることは少ないですね。

魚を入れないことのデメリット

①水槽に動きがなくなる

魚がいると水槽に動きが出ます。
エサを食べる様子や水槽の中を
優雅に泳ぐ姿は見ていて癒されますし
楽しいですよね。

水流になびく水草もいいのですが、
動きが単調で飽きてしまいます

どんな水槽でも飽きてしまえば
手を入れなくなって汚れていっていきます。

②水草がうまく育たない

実は魚を入れると
水草がキレイに育つこともあります。

水草の成長には
「窒素・リン・カリウム」
という3大要素が必要です。

実はこれらの3要素は
魚のエサやフンにも含まれています

そのため魚を飼っているだけでも
3大要素が供給されて
水草がキレイに育つのです。

3大要素は水草用肥料からも
供給できますが、
過剰に与えすぎると
バランスが崩れてしまい、
水槽が汚れる原因となります。
魚を入れるとバランスを保った
ちょうどいい環境になりますよ

初心者向けのアヌビアスナナが溶けてしまった原因 〜原因は水質?対処法は?〜

③すぐコケが増えてしまう

魚には水槽で発生した
コケを食べてくれるものもいます

オトシンクルスが有名ですよね。
また、ドジョウなどは
底に落ちた食べ残しを
キレイに食べてくれます。
そういった魚たちがいないと
水槽は汚れていく一方になります。

【全種類】水槽に生えるコケの種類とコケ取り生体 〜コケの特徴と対策方法〜

魚を入れない水槽のポイント

魚を入れないメリット・デメリットをまとめました。
実際に魚を入れない水槽を作るときの
ポイントを解説していきます。

流木や石をレイアウトする

魚を入れないと動きがなくなって
見応えがなくなりがちです。
そのため石や流木を入れて
レイアウトをこだわりましょう。

水槽の真ん中に配置する「凸型構図」や、
両端に配置する「凹型構図」など
アクアリウムには基本となる
レイアウトがあります

そのポイントを押さえて
見応えのある水槽にしましょう。

【基本構図だけじゃない】水槽のレイアウトテクニックについて簡潔にまとめた記事 ~三角構図・凸型構図・凹型構図~

フィルターは設置しよう

魚がいない水槽ですが、
フィルターは設置した方がいいですよ

フィルターは水を循環して
キレイにしてくれます。
水が循環しないと澱んでしまい、
水面にホコリがついたり
油膜が張ったりして汚くなります。

池の隅っこにゴミが溜まったり
油膜が張ったりしてますよね?
それと同じ状況です。
そのため魚を入れなくとも
フィルターは設置しましょう

【必見】アクアリウム水槽のフィルターの解説 〜全種類の特徴から目的別の選び方〜

調整剤はほどほどに

水草用の肥料やわコケを抑える調整剤など
アクアリウムにはさまざまな調整剤が販売されています。
そういった調整剤は
水槽の立ち上げを早くしたり、
水をキレイにしたりととても便利です。

ですが使いすぎには注意が必要です。
バランスが崩れて逆に水槽が汚れたり、
水が濁ってしまうことがあります

また、コケを抑える調整剤は
ウィローモスなどのモス系の水草にも
悪影響が出ることがあるので
注意しましょう。

魚を入れなくてもメンテナンスは必要!

魚を入れなければメンテナンスをしなくてもいいと思う人もいるかもしれません。
水が汚れなさそうだからですね。

しかし魚を入れなくても
メンテナンスは必須です!

水草だけ育てていても
だんだんコケが増えてきますし、
汚れていきます。

メンテナンスは週に1度の水換えや
ガラスを掃除するなど
基本的なことでいいですよ

掃除の手間を減らすためにも
エビや石巻貝を入れた方が楽になりますよ。

【5つのポイント】水槽を水をキレイに保つコツをまとめました

バーチャル水槽という手も

インテリアを重視するのであれば
バーチャル水槽という手もありますよ。
モニターに水槽の様子が映し出されます。

バーチャル水槽であればいつでもどこでもキレイな水槽が見れます。
維持管理も餌やりも必要ないので、
水槽を始めようと思っている方は
バーチャル水槽から始めてみても良いと思います。

さいごに

魚を入れない水槽について解説しました。
魚を入れない水槽には
メリットもデメリットもありますので、
この記事でまとめたポイントを押さえて始めてみてください。