【危険!】水槽は隣どうしぴったりくっつけたらダメ!水槽を複数置く時の注意点を解説します

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

アクアリウム水槽を始めてしばらく経つと、
もうひとつ水槽増やしたくなることがあります。

単独飼育の魚をもう1匹飼いたくなったり、
レイアウトの違う水草水槽を始めたくなったり。
水槽を複数もってみると楽しいですよ。

この記事では水槽を複数置く時の注意点をまとめました。

ふと
ふと

私は水槽を3つやっています

水槽の置き方

1番いいのはそれぞれ水槽台に置く

POINT

メリット:いちばん安全
デメリット:お金がかかる・スペースをとる

1番安全なのは
それぞれの水槽専用で
水槽台を置くことです。
単純に水槽セットを
ひとつ増やしてしまう方法ですね。
安全性もこれまで通りなので1番オススメします

デメリットはお金が倍かかることです。
水槽台も高いので、
初期投資を抑えたいときは
厳しいかもしれませんね。
また、水槽スペースも倍になるので
広い部屋でないと置けないこともあります

水槽を2段に置ける水槽台を使う

POINT

メリット:スペース・費用の節約になる
デメリット:外部フィルターが使いにくい

水槽台の中には上の段と下の段で
水槽が2つ置けるタイプも販売されています。
こういった水槽台を使えば
水槽スペースはそのままに、
水槽が増やせます

また、この水槽台は比較的安いので
費用の節約にもなりますよ。

デメリットは収納スペースがないので
外部フィルターなど本来なら
水槽台の中に隠していたものが
見えるようになってしまうことです。
コード類が見えるようになるので
水槽周りがごちゃごちゃする
ようになってしまいます。

幅の広い水槽台に置く

POINT

メリット:見た目もスッキリする
デメリット:水槽台が歪む危険がある

60cmの水槽台に20cm水槽を2つ並べたり、
90cm水槽に30cm水槽と45cm水槽を並べる方法です。
私も以前はこの方法で並べていました。
水槽をキレイに並べることができるので
見た目もスッキリします。
フィルターや、エアーポンプなどを
水槽台にしまうことができますよ。

デメリットは水槽台が
傾くかもしれないことです

レイアウトによって
石の量が多かったりすると、
それぞれの水槽の重さが違ってきます。
そのため水槽台の右だけ重くて
左の方が軽いという状態ができてしまいます。
すると右の方だけ荷重がかかるので
水槽台が少しずつ歪んでいくかもしれません

水槽をぴったり並べるのは?

水槽を隣どうしぴったり並べれば
見やすいですよね。
ヒーターを片方の水槽に入れれば
隣の水槽にも熱が伝わりそうですし、
メリットも多いと思います。
私も過去に90cmの水槽台に
水槽をぴったり3つ並べていたことがあります。

しかし最近はやめています。
理由は地震が起きた時に怖いなと思ったからです。

地震が起きて水槽が揺れると
隣の水槽にぶつかって
水槽が割れてしまう危険があります

水槽どうしが離れていればこうはなりません。

地震はいつ起きるか分かりませんが、
少し揺れるだけで
隣どうし水槽がぶつかって
ヒビが入ることもあります。
ヒビでも水が漏れてしまいます
なので念には念をいれて
最近はぴったり並べることをやめました。

危険な置き方

水槽の上に直接水槽を置く

水槽は水を入れても問題ありませんが、
上に水槽を置いたりできるような
耐荷重はありません

割れてしまいます。
ガラスは頑丈そうに見えて、
一部だけに荷重がかかるとすぐ割れます。
水槽は必ず水槽台に置きましょう。

セパレーターを使ってみよう

単独飼育の魚をもう1匹飼うために
水槽を増やすのならば
セパレーターという選択肢も考えてみましょう。

セパレーターは水槽の中に設置する
「仕切り板」です。
同じ水槽内でも空間を分けることができます。
60cm水槽ならば30cmずつ分けれます。
水槽の空間は狭くなりますが、
魚どうし干渉することはありません。

複数の水槽をもつと
フィルターやライトなど
アクア用品がもう1セット必要です。
セパレーターを使えば
アクア用品は追加で必要ないので、
費用の節約にもなりますよ

水槽を複数もつメリット

いろいろなレイアウトが楽しめる

ひとつは水草水槽に、
もうひとつは魚メインの水槽にするなど、
いろいろな楽しみ方ができます。
水槽によってレイアウトを変えるだけでも楽しいですよ。

完成した水槽を見ていても、
次はどんなレイアウトにしようかとか、
どんな魚を飼おうかと思うことがあると思います。
水槽を複数個もっていれば同時にできます。

魚をたくさん飼える

水槽のサイズによって
飼える魚の数は決まっています。
フィルターを設置していても
水をキレイにできなくなってしまうんですね。
より多くの魚を飼いたいのであれば
水槽サイズを上げるか、
水槽の数を増やすしかありません。

水槽サイズが大きくなると
水槽本体もフィルターも水槽台も、
価格が跳ね上がります。
標準の60cm水槽が
1番商品数が多くて安いのです。
そのためもうひとつ水槽を増やした方が安上がりなのです。

水槽の立ち上がりが早くなる

水槽がある状態で、
新しく水槽を作るのであれば
フィルターの立ち上げが早くなります。

もとの水槽からろ材を分けてもらうことで
バクテリアがすぐに増えます。
そのため水槽を1から立ち上げるよりも
すぐに立ち上げることができますよ。

さいごに

水槽を複数並べる時の注意点をまとめました。
ぴったり並べるのは
地震が起きた時に怖いのでやめた方がいいと思います。
やはりそれぞれの水槽専用で
水槽台を使うことをおすすめします。