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水槽の中に陸地と水場の
2つの要素があるアクアテラリウム。
滝や川の流れを再現したりと
自然風景のダイナミックさを
表現できる水槽です。
最近は「イモリウム」のように
両生類の飼育のために作る人も
増えています。
一方でアクアリウムと比べて
メンテナンスが難しいとも
言われています。
カビとかが生えやすいからですね。
そこでこの記事では
アクアテラリウムについての
維持管理方法のポイントをまとめます。
アクアテラリウム作品をたくさん作ってきた私が解説します
①水が汚れやすいので水換えは必須
②落ち葉などゴミは取り除こう
③水際のブラッシングは定期的に
④水中ポンプはすぐに取り出せる構造がベスト
⑤陸地の排水性を高くしよう
①毎日霧吹きしよう
アクアテラリウムではシダ植物など
高い湿度を好む植物がよく使われます。
そのため霧吹きで葉水してあげる
必要があります。
全体的に葉っぱが濡れるくらいで
いいと思いますよ。
美容師さんが使う
ミストスプレーが便利です。
②週1回の水換え
アクアリウムと同じように
週に1回くらいは水換えをします。
水槽の半分くらいの水を換えます。
定期的に水換えをすることで
フィルターの負担を減らせます。
新しく入れる水はカルキ抜きをしましょう。
新しい水は陸地部分に
水やりするように入れるといいですよ。
③陸地植物のトリミング
水草と比べて陸地植物は
成長が早いものがあります。
気づいたらモサモサになっていることもあります。
つる性植物や苔などであれば
アクアリウム用のトリミングハサミが使えますよ。
ただし切るときに土で
刃こぼれする可能性もあるので
専用のハサミを用意しましょう。
シマトネリコなど硬い枝を切るときは
小さな剪定ハサミがあると便利ですよ。
切るときは新芽を残すように
新芽から少し話した場所で切きましょう。
④定期的な落ち葉・枯れ葉掃除
落ち葉や枯れ葉をそのままにしないようにしましょう。
水が汚れる原因となったり、
カビが生える原因となります。
枯れている箇所を見つけたら
カットして取り除きます。
⑤水際のブラッシング
アクアテラリウムの水際は
どうしてもカビが生えるなど
汚れのポイントになります。
カビが生えると汚く見えて、
見栄えが悪くなってしまいます。
水換えのタイミングで歯ブラシなどで
ブラッシングしてあげましょう。
一度ついた汚れは
キレイに掃除できなくなることもあるので
汚れる前からブラッシングすることを
オススメします。
水が汚れやすい
アクアリウムと比べて
水の量が少ないです。
水が少ないと水が汚れやすくなります。
水を沸かすときに少ない水の方が
すぐに沸騰しますよね。
水の汚れも同じことが言えて、
アクアテラリウムの方が
すぐに水が汚れてしまうのです。
そのためアクアテラリウムでは週に1回、
半分くらいの水を換えることを
オススメします。
水が汚れるとコケが発生しやすくなりますよ。
カビが生えやすい
陸地があるアクアテラリウムは
水がかかるような場所に
カビが生えることがあります。
カビの繁殖にちょうどいい環境なのです。
白いモヤモヤしたカビが増えると
見た目も悪いし、
なんとなくカビの胞子が飛んでそうで
嫌ですよね。
そのためカビを繁殖させないような
維持管理が大切です。
霧吹きが必要
基本的にアクアテラリウムの陸地植物には
霧吹きをしてあげた方がいいです。
自然と比べて水槽内は
環境変化に乏しいので
葉っぱにホコリがついたりしますし、
LEDが強すぎて
葉焼けを起こす可能性があるからです。
シダ植物など乾燥に弱い植物は
絶対必要です。
アクアテラリウムを作るときに
メンテナンスしやすいレイアウトに
気をつけることで、
その後の管理が楽になります。
ポイントをまとめます。
水中ポンプはすぐ取り外せるように
水を循環させる水中ポンプや
フィルターを使うときには
取り外せるような構造にすることを
オススメします。
水中ポンプであれば
本体を取り外せるように。
外部フィルターであれば
吸排水パイプを取り外せるようにしましょう。
アクアテラリウムには
ポンプのトラブルが多く発生します。
砂が入って動かなくなったり、
落ち葉で流量が落ちたりです。
そのため水中ポンプなどは
メンテナンスしやすいように
すぐに取り外せるような構造にしましょう。
陸地の排水性を高める
カビの原因のひとつに
排水性の悪さがあります。
陸地部分に水が溜まりすぎると
カビの繁殖に適した環境に
なってしまうのです。
ほかにも根腐れなどの問題も発生します。
陸地部分は基本的に
排水性を良くした方が
維持管理的には楽になることが多いですよ。
ファンを使って空気の流れを作る
アクアテラリウムにはファンを使って
空気の流れを作ってあげましょう。
湿度を保つように蓋をしている
アクアテラリウムでは必ず必要です。
空気の流れがないと
水槽内が蒸れて植物にとっては
最悪の環境になります。
高温多湿では植物は育ちません。
そのためファンを設置して
空気を流れを作ってあげましょう。
下の記事で解説しています。
アクアテラリウムのメンテナンスについて解説しました。
アクアリウムと違ったポイントがあるので参考にしてみてください。