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アクアテラリウムという言葉を
聞いたことありませんか?
アクアリウムを知っている方なら
アクアとテラの両方あるものだとは
すぐ想像できると思います。
最近聞くパルダリウム との違いは?
この記事ではアクアテラリウムの意味から
パルダリウム, ビバリウムとの違いまで解説します
アクアテラリウム(Aquaterrarium)とは
アクアリウム(Aquarium)と
テラリウム(Terrarium) を
組み合わせた造語です。
水槽内に水中部分と陸地部分の
両方を作り出すものです。
陸地部分には苔を植えたり、
滝を作ったりとレイアウトの幅が広がります。
最近ではYouTubeでも制作動画だったり、
カエルを飼っている動画をよく見かけますよね。
アクアテラリウムと同じような言葉として
パルダリウムやビバリウムがあります。
それぞれの違いを説明する前に
まずはそれぞれの意味についてまとめます。
それぞれの意味
すべての言葉に〇〇リウム(〇〇arium)
と付きますが、
これはラテン語で
密閉された空間を意味します。
つまり水槽内の空間という意味です。
パルダ(Palud)はラテン語で
沼地を意味します。
陸地部分と水中部分の
両側面を持つスタイルです。
アクアテラリウムは
日本で作られた造語なので、
アクアテラリウムとパルダリウムは
一緒の意味です。
ビバ(Viv)はラテン語で
生息地という意味です。
つまり水槽内の生息環境を再現した
すべてのスタイルのことです。
アクアリウムも
アクアテラリウムも
パルダリウムも
テラリウムも
すべてビバリウムと言えるのです。
アクアリウムもパルダリウムもすべてビバリウム!
それぞれの棲み分け
以上のことをまとめると下図のようになります。
パルダリウムとは?パルダリウムの意味とアクアテラリウムの違い壮大なレイアウトができる
アクアテラリウムでは
陸地部分に小さな滝や、
川などの水の流れを
再現することができます。
川ではなく、
水が滴るようなレイアウトも可能です。
そのようなレイアウトは
自然界を水槽に再現したような
魅力的で迫力がある水槽になります。
陸生と水生植物を育てられる
アクアテラリウムでは
選択できる植物の幅が広がります。
同じ植物でもアヌビアスや
ブセファランドラのように
半水生の環境で生育している植物を
自然な状態で育てることができるのも
アクアテラリウムの良さのひとつです。
半水生生物の飼育に最適
シリケンイモリやヤドクガエルなど、
湿った環境を好む生物の
理想的な飼育環境を作り出せます。
種によって陸地の方を
より好む種などがありますが、
アクアテラリウムではより
自然的な飼育環境を
整えることができるため、
飼育にも鑑賞にも適した
スタイルと言えます。
カビが生えやすい
アクアテラリウムの陸地部分では
水が飛び散って
カビの繁殖に適した環境が
生まれることもしばしばあります。
カビが繁殖すると
生き物の病気の原因にもなりますので
すぐに取り除くなどの対処が必要です。
ガラス面が曇って鑑賞しにくい
アクアテラリウムでは湿度を保つために
水槽にフタをすることがよくあります。
アヌビアスやブセファランドラの水上葉は
乾燥しすぎる環境は苦手なためです。
その結果、水槽内の湿度の高さにより
ガラス面が曇ってしまい、
鑑賞の妨げになります。
陸上植物に乾燥に強い植物を
植えれば解決します。
虫が湧くことがある
自然採取したコケやシダだけでなく、
ショップで購入した陸上植物には
虫の卵が付着しており、
それが導入後に孵化し
虫が湧くことがあります。
導入前に注意することが大切ですが、
気づかないことが多いです。
湧いてしまった時は
ひとつひとつ処理しましょう。
アクアテラリウムは陸上と水中の
両側面があり、大自然を再現した
壮大な水槽を作り出せます。
カビの繁殖など
気をつけるべき点はありますが
初心者でも簡単に作ることができます。
ぜひ挑戦してみてください。
YouTubeで作品作成動画出しています。