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シリコンシーラントを用いたアクアテラリウム作成法を紹介していきます。
使用に際しての注意点や作り方について
解説します。
①自在にレイアウトできる
②安価に手に入る
③防カビ材に注意!
下の記事で詳しくまとめています。
【アクアテラリウムのすべて】YouTuberが教える「意味」と「良さ」と「注意点」ホームセンターなどで手に入る接着剤です。
主にガラスやサッシまわりなど
接着や隙間を埋める用途で用いられます。
防カビ剤が含まれていないタイプのものは
池の補修やアクアリウムなどにも使用できます。
思い通りの流路が作成できる
石を組んで陸地・流路を作る方法では
石自体の形にかなり依存するため、
思ったようなレイアウトが
できないことが多いです。
しかしシリコンシーラントを使って
小さな石を貼り付けて
陸地・流路を作成すれば
自分の計画に近いレイアウトを
作成できます。
簡単に使用できる
シリコンシーラントはデンプン糊のような質感で誰にでも簡単に使用できます。
また、瞬間接着剤のように
すぐに固まるわけではないので
失敗したとしても貼り直しができます。
固まるとゼリー状になるので
たとえ固まってしまってからでも
カッターなどで切れ目を入れれば
簡単に剥がすことができます。
安価に手に入れられる
シリコンシーラントは
ホームセンターなどで
300mlが200円前後で購入できます。
防カビ剤が入ってないことを確認する
防カビ剤が入ったものを
アクアリウム・テラリウムに使用すると
防カビ剤が溶け出し、
生体に影響を与えます。
そのため必ず裏面を確認して防カビ剤が入ってないことを確かめましょう。
完全に固まってから水に入れる
石などを貼り付けた場合、
そのまま1〜2日くらいは
放置して完全に固まってから
水に入れましょう。
完全に固定されていないと
そのうち剥がれてしまう可能性があるからです。
せっかくのレイアウトが
崩壊してしまうかもしれません。
隙間は完全に埋める
流路を作成して滝や川を再現する場合は
シリコンシーラントを多めに使用して
隙間をなくすようにしましょう。
隙間があるとそこから水が流出して
下流に行くほどに水が無くなり
涸れ川のようになってしまいます。
1度試運転などをして流水確認してから
植栽などするほうが良いでしょう。
植栽する場の排水性を高める
流路の隙間をなくすと上記しましたが、
植物を植える場所の
排水性は確保しましょう。
根腐れを起こす可能性があるからです。
流木を入れるべき?
アクアリウム定番の
レイアウト用品である流木ですが
アクアテラリウムにも使用できるのでしょうか?
答えは「できます」。
特にパルダリウムなど
高湿度を保ちたい水槽では
流木が湿度調整の役割を担ってくれるので
入れたほうがいいと筆者は考えます。
ただ流木にカビが発生しやすいのも
事実です。
カビにとって最適な環境で
白いモヤモヤがついてしまいます。
カビが胞子を飛ばすので
生体に影響がないとも
言い切れないことと、
見栄えが悪い・気になるなど
飼育する人の目につきます。
いちいち歯ブラシなどで
擦り取ることになるでしょう。
筆者のアクアテラリウムも
流木にカビが発生してましたが
1度擦り取ったら
その後は発生しなくなりました。
必要な材料
思ったより多く消費します。
シリコンシーラントは単体では使用できず
コーキングガンと呼ばれる
押し出す道具を使います。
シリコンシーラントが売られている場所の近くに置いてあるはずです。
アクアテラリウム全体の
土台となる材料です。
大まかな流路の型枠にも使用します。
軽いのでカサ増しができますし、
水に入れても安全なので
アクアテラリウム作成には
欠かせないアイテムです。
発泡スチロール・スタイロフォームで作った土台に貼り付けて装飾していきます。
側面には石を、川底には砂を使用します。
壁の植栽には植えれる君やエピウェブを用います。
植物を植える場所には窪みを作っておき、
そこに軽石を敷き、ソイルを入れます。
植栽用の窪みの底部には
排水用の穴を開けておきましょう。
排水性を高め、根腐れを防ぐようにです。
穴には鉢底ネットを敷いてから軽石を入れます。
アクアテラリウム水槽に使いやすい陸地の植物一覧 〜苔・ツル性・シダ・ビバリウムプランツ〜
作り方
まずは全体の完成予想図をパソコンでも
紙にでも良いので描いてみましょう。
なんとなくでいきなり始めてしまうと
全体のバランスが悪く
完成度が低いものになりがちです。
1度、自分がどんなレイアウトにしたいか
アウトプットすることをオススメします。
発泡スチロール・スタイロフォームを用いて土台を作成していきます。
まずは流路となる部分を作成してから
それを支えるように土台を作成していきます。
高さを出したいときは
層状にした方が安定感が出て良いでしょう。
土台が完成したら
石を貼り付けていきます。
始めに流路部から
貼り付けていきましょう。
まず流水確認をするためです。
上流部から貼り付けていった方が
やりやすいです。
流水部の貼り付けが終わったら
流水確認をしてみましょう。
隙間があって水が漏れる箇所を
見つけて直しましょう。
シリコンシーラントは多めに使用した方が良いです。
流路が完成したら
その他の部分を完成させていきます。
ソイルを入れたり植えれる君を貼り付けます。
壁に植物を貼り付けたり水中に配置したりしていきます。
大きな種は背面、
小さな種は前面が基本です。
植えていく前に
1度流水確認をしておきましょう。
「水が少ししみるくらいにした」など、
思った通りの環境にならないこともあるからです。
シダなどの根腐れを防ぐために
植栽部は植木鉢のような
構造にするのをオススメします。
↓こんな感じです↓
下から鉢底ネット、軽石、ソイルを入れます。
この構造によって下から排水がなされて
根腐れを防ぐことができます。
植栽が完成したら
モーターの電源を入れて始動します。
これからは必要に応じて
1日1回の霧吹きなどをしていきます。
アクアテラリウム、パルダリウムを始める方は最近増えてきたように思います。
シリコンシーラントは
安価で扱いやすいので
レイアウト制作に重宝します。
気を付けるのは防カビが入ってないことを確認してから購入・使用しましょう。