【エサが食べれない】水槽内でイジメが発生した時の対処法 〜暴れん坊になった熱帯魚を大人しくさせる方法〜

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熱帯魚を飼っていると
追いかけ回す魚が出てきます。
同じ種類の魚でも他の魚をいじめたり、
ヒレをかじったりし始めます。
これは仕方のないことでもありますが、
対処方法についてまとめました。

魚の世界にもいじめはあるの?

自然界にはいじめというものは
存在しないと言われています

小さな魚は群れを作ることで
捕食者から身を守ろうとします。
いじめている暇がないくらい
生きていくのに必死なのです。

さかなクンも広い海ではいじめなんてないのに、
水槽に入れるといじめが始まるとも話しています。

一方で自然界では
同じ種類どうしの魚でも
小競り合いは存在します
それが「ナワバリ争い」などと言われています。

自分のテリトリーだと主張して
近づいてきた魚を攻撃するのです。
魚の種類によってナワバリ意識の強い魚と、
そんなに意識がない魚がいます

いじめを見つけたらどうしたらいいのか?

①エサを増やしてみる

魚がいじめる原因のひとつに
エサの争いがあります。
どうにかしてエサを多く食べようとして
他の魚を攻撃するようになるのです。

エサを与える頻度を増やしてあげると
いじめが少なくなります
常に満腹だと他の魚を攻撃しなくなります。

エサを増やすことで
食べ残しも増えてしまうので、
掃除はしっかりしましょう

②レイアウトを変えて隠れ場所を増やす

いじめられている魚が
逃げ込めるよう隠れ家を
増やしてあげましょう。
土管などのシェルターだけでなく、
水草を入れるだけでも効果がありますよ。

いじめる魚は相手が見えなくなると
追いかけるのを止めるので、
目隠しとなるものを多く入れると効果がありますよ。

③気にしないでおく

自然界にはいじめは存在しないと
説明しましたが、
ナワバリ争いなどの小競り合いは存在します。
水槽の中のいじめも魚にとっては、
ただの小競り合いかもしれません

どんな魚も狭い水槽内に入れられると
ナワバリの意識は大きくなります
強い個体の遺伝子を残そうとする
本能的な行動であることもあります。

自然界は弱肉強食の世界なので、
強い個体が生き残ります。
そのためあまり気にしすぎないのも手です。

暴れん坊は隔離してしまう

最後の手段は隔離して飼育する

ヒレをかじられるなど
明らかな攻撃を受けていた時は
いじめる魚を隔離してしまいましょう。
違う水槽があれば移してもいいですし、
隔離ケースを用意してもいいですよ。
物理的に離してあげるのが1番効果があります

いじめられてる魚を隔離しても意味がない

いじめられている魚を隔離しても、
いじめる魚は他のターゲットを見つけてしまいます
いじめを根本的に解決するならば、
いじめる魚を隔離しましょう。

ただ、いじめる魚を隔離した後に
新しいいじめる魚が現れることもあるので注意しましょう

魚を飼う前に気をつけること

魚の相性を考えよう

魚には相性があります。
わかりやすいのが捕食者と食べられる魚です。
そんな魚どうしは一緒の水槽に
入れない方がいいですよね。
食べられてしまいます。

そのほかにも気性が荒くて
他の魚を攻撃してしまう魚は単独で飼育すべきです。

気性が荒い魚でも
底の方にいる種類であれば、
水槽の上を泳ぐ魚との混泳はできることもあります。

そのように魚どうしの相性は飼ってみないと
分からないこともあるので
実際に飼ってみた記事を見たり、
SNSなどで情報を集めてみましょう

オスとメスを1匹ずつ飼おう

同じ種類でも攻撃する魚の中には
他のオスをライバルだと思って
攻撃することもあります
強い個体の遺伝子を残すための生存本能です。
これは仕方のないことです。

そこでオスとメスを1匹ずつ飼うことで
ライバルをなくしてしまい、
攻撃しないようにする方法もありますよ。

オスとメスの見分けがつきやすくて、
アクアショップでも
対応してくれるのであれば試してみてください。

隠れる場所を用意しよう

水槽の中は狭いので
隠れ場所をたくさん用意してあげましょう。
石や流木を多く入れたり、
水草をたくさん植えることで目隠しとなり、
隠れる場所になります。

さいごに

いじめる魚の対処方法をまとめました。
根本的な解決は隔離ですが、
自然界にもあるただの小競り合いであることも
あるので気にしすぎないのも手です。