【初心者】メダカ・金魚水槽を始めるときの水槽セット!どれを買えばいいか目指す水槽ごとに解説します

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

熱帯魚が優雅に泳ぐ水槽が
部屋にあったらオシャレですよね。

新しく水槽を始める方に
オススメしたいのが
「水槽セット」の購入です。
水槽本体だけでなく、
フィルターやライトなどが
セット販売されている商品です。

ただ、初めての方には
どのセットを買えばいいのか
分からないかもしれません。

そこでこの記事では
どんな水槽にしたいかを考えながら
水槽セットのオススメを紹介していきます。

ふと
ふと

私はSNA総フォロワー数80,000人超えのアクアリストで、実体験をもとにした記事を書いています。

最低限必要なものは何?

そもそも水槽を始めるにあたり、
必要なものはなんでしょうか?
ここでは最低限必要なものを紹介していきます。

水槽

アクアリウム用の水槽を用意しましょう。
大きさはさまざまありますが、
初心者には45cm~60cmがオススメですよ。

あまり小さい水槽だと
水がすぐに汚れるなど管理しにくい
です。
45cm~60cmの水槽であれば
フィルターやライトなどの
ラインナップも多いので揃えやすいです。

ボトルアクアリウムといって
金魚鉢みたいな容器もあります。

円形の容器は可愛くてオシャレですが、
初心者には難しいかもしれません。
フィルターが設置にくいからです。
そのため普通の水槽を選びましょう。

フィルター

水を循環させて
キレイにするための道具
です。

フィルターのタイプもさまざまあって、
水槽の上に置くタイプや、
水槽の中に入れるタイプ、
水槽に引っ掛けて使うタイプなどあります。
それぞれのフィルタータイプの
特徴をまとめました。

タイプ設置方法メリットおすすめ度
上部
フィルター
水槽の上に置くろ過能力が高い
外部
フィルター
水槽の外に置くカスタマイズ性が高い
外掛け
フィルター
水槽にひっかけるバランスがいい
水中
フィルター
水槽の中に置く設置が簡単
底面
フィルター
水槽の底に敷くろ過能力が高い
ぶくぶく水槽の中に置くエアーション効果もある

フィルターの選び方については他の記事でまとめています。

【必見】アクアリウム水槽のフィルターの解説 〜全種類の特徴から目的別の選び方〜


ライト

水槽を照らすためのものです。
部屋に水槽を置いても
部屋の明かりだけだと暗く見えます


そのため水槽用のライトがあると
水槽が見やすくなるだけでなく、
魚や水草の調子も良くなります。

砂・砂利

水槽の底に敷くためのものです
何もないと殺風景な水槽になってしまいます。
だいたい3cmくらいの厚さで
砂や砂利を敷くといいですよ

水槽に入れる前に軽く洗いましょう。

流木・石・水草

水槽を飾るためのものです。
ホームセンターや
アクアリウムショップで購入できますよ。

注意点は川や海で拾ったものは
使わないこと
です。
農薬がついていたり、
虫の卵がついていることがあるからです。
水草は金魚藻と呼ばれるアナカリスや
マツモなどが育てやすいですよ。

拾った石や流木はアクアリウム水槽に入れて良い?自然採取のリスクと処理方法を解説します


掃除道具

水槽は定期的に掃除しないと
汚れていきます。
そのため水槽を買うときに合わせて
用意しておきましょう。
必要なものは次のとおりです。

  • タオル
  • 水換えホース
  • バケツ
  • メラミンスポンジ


どんな水槽セットがあるの?

①水槽+フィルター

1番オーソドックスなセットです。
この2つがあれば最低限始められます。
フィルターの種類別に
いろいろなセットがあります。


②水槽+フィルター+ライト

1番オススメなセットです。
同じ水槽サイズでもさまざまなセットがありますが、メーカーが違うくらいの差です。
私も1番初めはこのセットから始めました。

③水槽+水槽台

水槽は水を入れるとかなりの重さになるので、しっかりとした台の上に置く必要があります。
水槽台は専用の台で、
アクアリウム水槽に使いやすくなっています。
水槽台は金額もそれなりに高いので
セットで買うとお得ですよ。

④水槽+ライト

ライトだけセットになったセットです。
水槽のライトの多くはLEDライトで、
良いライトは高いです。
そのためセット販売だと
お得に買うことができます。

⑤その他

水槽セットは他にも水温計やカルキ抜き、
エアーションなどアクアリウム用品が
一通りそろったものも売られています。

水草を育てるためのCO2添加セットが
ついたものもあります。

一通り揃えられるのは便利ですが、
結局使わなかったものも出てくるので
ケースバイケースで選ぶ必要があります。


どの水槽セットを選ぶべきか

メダカを飼いたい

外掛けフィルターがついたセットを選びましょう
小川に住むイメージのあるメダカですが、
水流が強いと疲れて弱ってしまいます。
そのためあまり水流が強くなりにくい
外掛けフィルターがオススメですよ。

設置も簡単で価格も安いので
初めての方にも安心
です。
45cmの水槽だとメダカは20匹くらい飼えますよ。

他に必要なもの

  • エアーション
  • タイマー
  • 砂・砂利
  • 流木・石・水草


金魚を飼いたい

金魚はメダカと比べると
水が汚れやすい
です。

そのためろ過能力が高いフィルターを選びましょう。
上部フィルター・水中フィルターあたりが
オススメ
ですよ。
飼う数を少なくすれば
外掛けフィルターでもいいと思いますよ。

また金魚は何かの拍子に驚いたときに
水槽から飛び出てしまうことがあるので、
水槽に付属する蓋を閉めておきましょう。

他に必要なもの

  • エアーション
  • タイマー
  • 砂・砂利
  • 流木・石・水草


熱帯魚を飼いたい

熱帯魚も種類がたくさんありますが、
一番重要なのが冬にヒーターが必要なことです。
日本の冬は熱帯魚にとって寒すぎるため、
なにもしていないと死んでしまいます。
水槽セットにはヒーター付きのものもあるのでオススメです。

ヒーターのセットは数が少ないので追加で購入しても良いかもしれません。

他に必要なもの

  • タイマー
  • エアーション
  • 砂・砂利
  • 流木・石・水草
【ほんとに必要?】アクアリウム水槽のヒーターの選び方・電気代・設置場所を徹底的に解説!


古代魚を飼いたい

古代魚をメインに飼育したいときには
上部フィルターかつ、
60㎝以上の水槽セットを選びましょう


魚メインで飼育するときは
エサの食べ残しやフンなどで
水が汚れやすくなります。

ろ過能力が高い上部フィルターは
エアーションの役割も担ってくれるのでオススメ
です。

また、古代魚は成長して大きくなる種類もあるので大きめの水槽にしましょう。

他に必要なもの

  • ライト・タイマー
  • ヒーター
  • エアーション
  • エサ
  • 砂・砂利
  • 流木・石・水草


水草メインで育てたい

はじめから本格的な水草水槽がしたいときには
思い切って外部フィルターと
高性能なLEDライトセットがオススメ
です。

水草の育成に必要なのは光です。
安いライトだと水草の成長に必要な
光量が足らずにうまく育ちません


少し高くなりますが、
こちらのセットをおすすめします。

他に必要なもの

  • CO2機器
  • タイマー
  • 砂・砂利
  • 流木・石・水草
水草水槽始めるなら「陰性水草」から始めよう!陰性水草の特徴・種類・育て方をまとめます 陰性水草のためのCO2添加 ~必要な器具からセット方法まで解説~【アヌビアス・ミクロソリウム・ブセファランドラ】


陸地があるアクアテラリウムを作りたい

アクアテラリウムには外部フィルターか、
水中ポンプが必要
です。
アクアテラリウムに特化した水槽セットは
まだ少ないので水槽本体と
ライトが付いたセットがオススメです。

他に必要なもの

  • ライト・タイマー
  • 水中ポンプ
  • 砂・砂利
  • 流木・石・水草
初心者が簡単に見栄えのする滝を作る方法 〜アクアテラリウムの始め方〜


テラリウムを作りたい

テラリウムに挑戦したいなら
スターターキットがオススメ
です。
容器から苔まで全部入ったセットです。

作り方だけでなく育て方も付いているので
はじめてでも安心です。

他に必要なもの

  • ライト・タイマー
  • 砂・砂利
  • 流木・石・水草


追加で買った方がいいもの

掃除道具

水槽は定期的に掃除する必要があります
掃除は水を換えるのと
汚れを落とす作業がメインです。
水を抜くときには
水抜き用のホースがあると便利
ですよ。

その他にはタオルやメラミンスポンジなど家にある掃除道具も使えますよ。
洗剤は使ったら魚が死んでしまいます。

【水槽の洗い方】水槽掃除の手順と必要なものを解説!熱帯魚水槽の汚れをキレイにする方法


タイマー

手動でライトをつけるのは面倒なので
タイマーを使って自動化した方がいいですよ

だいたい1日7時間くらいでセットすると
魚の体内時計も整います。

【アクアテラリウムとアクアリウムで違う?】水槽のライトは何時間つけるのがベストか解説します! 〜コケなどトラブルが少なくなる点灯時間は?〜


保温・保冷機器

日本の暑い夏や寒い冬を乗り切るためには
水槽用のヒーターや
冷却ファンも必要
です。

水槽は水の量が限られているので
水温が高くなりやすく、
低くなりやすいのです。

そのためヒーターや冷却ファンを
セットしておくと管理しやすくなります。

【酸欠を防ぐ!】ブクブクを使わない水槽に酸素を供給する方法


水槽台

水槽は水を入れるとかなり重くなるので
しっかりとした台に置きましょう。
45cmより大きな水槽にするならば
専用の水槽台を使った方が安心
ですよ。

【倒壊の危険も?】安心・安全な水槽台の選び方のポイントを解説!


ピンセット・ハサミ

水槽を眺めているとゴミが
落ちていたりして取りたくなります。

そんなときには水槽用の
長いピンセットやハサミがあると
手を濡らさずに作業ができるので
オススメです。


ブクブクはどうなの?

よく金魚用のセットとして
ブクブクがついたものがあります。
かなり一般的なセットなので
見たことある人も多いと思います。
だいたい2,000円以下で買えるので
買ってみようと思う人も多いと思います。

しかし、私はあまりオススメしません

まずブクブクは水槽の中に入れるので
目立ちます。
だんだん汚れていくので気になりますよ。

また、空気をブクブク出すので
水はねが結構あったり、
音も気になります。

そのため金魚用のセットではなく
外掛けフィルターなどが
セットになったものを選びましょう


さいごに

どんな水槽にしたいかによって
オススメの水槽セットを紹介しました。
初めての方にはいろいろありすぎて
迷ってしまうかもしれませんが、
この記事を参考にしてぜひ始めてみてください。