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水槽を始めるとやってくるのが掃除。
洗剤を使うわけもいかないし、
洗い方がよくわからない方も多いです。
この記事では
水槽を始めたばかりの方向けに
魚やエビにも安全な方法で、
より簡単に掃除するポイントをまとめます。
アクアリウム歴10年の私が解説します!
ガラス面
ガラス面はコケがついたり、
水面近くに白い垢がついたりと
汚れやすい場所です。
水槽を見るときに1番気になるところなので汚れるとすぐに気づきます。
砂・砂利
水槽の底には食べ残しだったり、
魚やエビのフン、枯れ葉などが
溜まっていきます。
そういったゴミが細かくなると
見た目では溜まっているか分からなくなります。
石や流木の陰に溜まっていたり、
砂の中に埋もれていることが多いです。
石や流木の表面
ガラス面だけでなく石や流木の表面にも
コケがつくことがあります。
ガラス面と違って掃除しにくい箇所です。
水
水槽の水自体が汚れることもあります。
茶色く濁ったり、白く濁ったりします。
見た目でわからなくとも
栄養素が多く溶けていて
コケの発生の原因となるなど、
水槽管理の基本となりますよ。
水換え作業のとき
- プロホースEX
- バケツ
- カルキ抜き
- タオル
水槽の掃除は水を新しく入れ替える
「水換え」が基本となります。
水換えの時に必要となるのは
水を抜いたり入れたりする道具です。
プロホースEXは水を抜くためのホースです。
抜いた水はバケツに溜めて、
新しい水もバケツで入れます。
水道水は塩素消毒されていて
魚に悪影響を及ぼすので
カルキ抜きを入れて塩素を除去します。
コケを掃除するとき
- メラミンスポンジ
- 歯ブラシ
- スクレーパー
- ウロコ取り
ガラス面や石の表面などが
汚れている時にはメラミンスポンジや
歯ブラシなどで掃除します。
ガラス面の掃除であれば
刃がついたスクレーパーを使うと
手が濡れないので便利ですよ。
また、白い水垢はメラミンスポンジでは
取れないのでウロコ取りが使えますよ。
100円ショップで買えます。
①水換え
プロホースEXの端にはクリップが
付いているので、
そこをバケツの縁に引っかけます。
バケツは水槽よりも低い位置に置きましょう。
プロホースEXのスターターポンプを
何回か押して水を抜いていきます。
ポンプを押すと水が上がってきて
一度水が流れると
ずっと水が排水され続けます。
ある程度水が抜けたらプロホースEXを
抜いて新しい水を用意します。
普通の水道水でいいですよ。
カルキ抜きを忘れずに行います。
水槽用の浄水器があれば
直接入れられるので便利ですよ。
水が準備できたら水槽に補充します。
水を入れる時はゆっくり少しずつ
加えるのがポイントです。
勢いよく入れると中のレイアウトが
崩れてしまいますよ。
②ガラス拭き
メラミンスポンジやスクレーパーを
使ってガラス面の掃除をします。
ライトをつけて水槽の正面から
コケを見ながら掃除すると
掃除残りが少なくなりますよ。
メラミンスポンジを使うときは
激しく動かしてしまうと
水面が波立って水がこぼれることがあります。
スクレーパーを使うときは
新しい刃を使うようにしましょう。
使い古しだとガラスが傷ついてしまうことがあります。
③底床掃除
水換えのときに同時に底床掃除もできますよ。
水を抜いている間にパイプの先端を
底床に挿してゴミを水とともに吸い出します。
砂や砂利は重いので吸い込まれませんが、
ゴミは軽いので水と一緒に外に出せます。
底床材も排出されないように
調整しながら進めます。
④ゴミ拾い
水草の枯れ葉やエビの抜け殻など
目で見えるような大きなゴミは
ピンセットなどで取り除きましょう。
大きなゴミはそのままにしていくと
だんだん細かくなって
掃除がしにくくなります。
なので見つけたらすぐ掃除するようにしましょう。
⑤水垢掃除
白い水垢はウロコ取りで掃除します。
下の記事で詳しく紹介しています。
たまにはフィルターの掃除もしよう
3ヶ月に1回くらいの頻度で
フィルター本体の掃除をします。
フィルターが汚れていると、
水換えしてもキレイになりません。
そのため水槽がすぐ汚れるな、
と感じたらフィルターの掃除をしてみましょう。
掃除方法は次の通りです。
フィルターを掃除するときは
必ずコンセントから抜いて掃除します。
掃除中は水が飛んだりするからです。
ろ材を掃除するとき用に水槽の水を
少し抜いておきます。
水道水だと塩素が入っているので
ろ材のバクテリアにダメージがあります。
量としてはろ材がすべて浸かるくらいです。
水槽の水を使ってろ材を掃除します。
軽くゆすいでゴミを取り除くくらいでいいですよ。
茶色や黒くなったところは
白くなるまでキレイにしなくていいです。
水をキレイにしてくれる
バクテリアが繁殖している部分です。
モーター部分には
ヌルヌルする汚れが溜まります。
分解できる範囲でいいので掃除しましょう。
フィルターの説明書にモーター部分の
分解方法も書いてありますよ。
無理に分解すると壊れてしまうので
注意が必要です。
保証の対象外になります。
再びろ材をフィルターにセットします。
このときボロボロ崩れてしまったり、
細かくなったろ材は捨てて
新しいろ材を補充します。
全部新しいろ材に換えるのはダメですよ。
最後に水槽にフィルターをセットすれば完了です。
水槽の掃除方法をまとめましたが、
大切なのは日頃から汚れないように
気をつけることです。
魚のエサはすぐに食べきれる量を与えるだとか、石や流木を入れる前にはアク抜きや煮沸消毒するなどです。
下の記事で詳しくまとめています。
新しく水槽を作る時に工夫をすれば
メンテナンスがしやすくなります。
工夫するポイントについてまとめます。
掃除しやすいレイアウトに
水槽に物がありすぎると
掃除しにくくなります。
掃除しにくいと汚れが溜まってしまいます。
特にガラス面だとコケが掃除できないので
見にくくなってしまいます。
そのため水槽のガラス面近くには
物を置かないなど掃除しやすい
レイアウトにしてみましょう。
コケ取り生体を入れる
特に流木は一度コケがつくと
なかなかキレイに取れません。
コケに対してはコケを食べてくれる
生き物がいいですよ。
コケが出はじめてすぐから対応できます。
ミナミヌマエビや石巻貝が有名ですね。
コケにも種類があって、
コケによっては食べてくれないことに注意です。
ワンサイズ大きなフィルターを
水槽が汚れるのは水が原因となっていることが多いです。
そんな水をキレイにするフィルターを
水槽サイズよりもワンサイズだけ
大きなものにしてみましょう。
ろ過能力が上がるので、
より水をキレイにすることができます。
大きくするのはワンサイズだけにしましょう。
それ以上大きくなると
モーターも強くなりすぎて
水流が早くなってしまいます。
水槽の掃除の仕方をまとめました。
掃除だけでなく日頃から気をつける
ポイントを押さえて
水槽をキレイなまま維持しましょう。