水槽のバックスクリーンを自作する 〜好きな色の背景を安く・簡単に作る方法〜

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今回90㎝水槽デビューしました。
バックスクリーン何にしようかと
ネットを漁ってみましたが、
いいのがありません。

好みの色がない、
そもそもラインナップが少ないです。

そこで今回は大型水槽(90cm)用に
バックスクリーンを自作したので
紹介します。

ふと
ふと

色も選べてお手頃価格で作ることができましたよ

市販のバックスクリーン

水槽用のバックスクリーンには
大きく分けて2種あります。
ポスタータイプとのり付けタイプです。

ポスタータイプ

水槽サイズにカットされた
ポスターのようなバックスクリーンです。
最も一般的なバックスクリーンです。

裏表で色が違っている商品もあるので
気分によって色をすぐ変えることができます。

メリット

①安価
②テープで隅を貼り付けるだけ
③デザインさまざま

500円くらいで購入できます。
また、アクアリウム用に作られているので
面倒な加工をせずにそのまま使うことができます。

デメリット

①丸まってしまってキレイに貼れない
②カラーバリエーションが少ない
③水槽サイズが限られている

丸まって販売されているので
クセがついてしまって
キレイに貼りにくいです。

商品としては黒・青・白くらいしかないので色の選択肢が少ないのがデメリットです。

のり付けタイプ

片面にのりが塗布されたバックスクリーンで、
霧吹きを用いて水槽に直接貼り付けるタイプです。

メリット

①密着するため綺麗に張れる
②カラーバリエーションが比較的豊富

ポスタータイプと違い、
スクリーン全面を貼り付けるので
キレイに貼ることができます。
また、カラーバリエーションも
幅広く展開されています。

デメリット

①キレイに貼るのが難しい
②すこし値段が高い
③気分によって色を変えられない

シワになったり剥がれてしまったりと
慣れないとうまく貼ることができません。

また、ポスタータイプと比べて高価なため失敗するとショックが大きいです。

貼り替えが気軽にできないので
基本的には水槽をリセットする時にしか
色を変えることはできません。

バックスクリーンを自作する

90cm水槽を購入してのり付けタイプの
バックスクリーンにしようと思いましたが
白色がなくて諦めました。

そこでホームセンターに繰り出し、
バックスクリーンに最適な材料を見つけました!

材料

発砲ポリスチレンパネル

工作や店頭POPに良く使用されている材料です。
ホームセンターでよく見かけます。

価格

地元のホームセンターでは
90cm(A1)用が1,200円、
60cm(A2)用が700円でした。
ポスタータイプよりは高価ですが
のり付けタイプよりは安価です。

作り方

水槽の背面サイズに合わせて余りを切るだけです。
カッターと定規で切っていきます。
切り口が汚いと気になってしまうので
丁寧に切っていきましょう。

貼り方

水槽に合わせて梱包テープでとめていきます。
パネル自体が軽いので上3箇所、
横2箇所で十分でした。

このバックスクリーンのメリット

綺麗に貼れる

発砲ポリスチレンパネルは
たわみが少ないので水槽に
キレイに貼ることができます。

貼るのが難しいのり付けタイプと
比べても大差はないです。

“簡単かつ綺麗”に貼れるのは
こちらの方法です。

カラーバリエーション

発砲ポリスチレンパネルは
店頭POPにも使用されているように
カラーバリエーションが豊富です。

実際、僕が購入した商品には
33色ものラインナップがあるようです。

このカラーバリエーションは
他のバックスクリーンにはありません。
明るめの緑が良いなどの
希望を叶えてくれます。

さまざまなサイズ展開

発砲ポリスチレンパネルはA紙サイズで展開されています。

パネルサイズ寸法(㎜)適合水槽サイズ
A1900×60090㎝水槽
A2600×45060㎝水槽
A3450×30045㎝水槽
A4300×22530㎝水槽

上の表から分かるように
ちょうど水槽サイズとマッチします。

つまり水槽高さを合わせるだけで
幅はぴったりのバックスクリーンを
切り出せるのです。

一辺だけ切れば良いので失敗は少ないです。

保温効果

名前に発砲とあるように、
発砲スチロールのような材質です。
背面に貼るだけでも冬季の保温対策にもなるでしょう。

私は側面にも貼り付けています。
より大きな保温効果を得るためには
水槽前面にも貼る必要があるでしょう。

このバックスクリーンのデメリット

ここまで良い点ばかり
言ってきましたが、
この方法にもデメリットはあります。

バックスクリーンの厚み

発砲ポリスチレンパネルには厚みがあります。
5㎜くらいの厚みですが、
横から見るとすぐ分かります。
黒いバックスクリーンでも
横から見ると白いので目立ちます。

この厚みがあることで
外部フィルターのパイプを設置するときに
固定用の吸盤が付けられなくなるなどの
支障が起こります。

時間経過でずれる可能性がある

このバックスクリーンはテープで止めています。
そのためテープの経年劣化によって
ズレていったり落ちてしまうことがあります。
強めの粘着性があるテープで止めましょう。

さいごに

90cm 水槽のバックスクリーンは白が良かったのに
市販のバックスクリーンは1種しか確認できず、
少し予算オーバーでした。
そんな時には発砲ポリスチレンパネルで代用することをおすすめします。
使いやすく安価なので皆さんも是非試してみてはいかがでしょうか?