この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
アクアリウム水槽を維持するにあたって
必要となるのが「フィルター」です。
フィルターの種類には、
外部フィルター・外掛けフィルター・上部フィルターなどいろいろありますが、
今回は水槽の中に自作のフィルターを
設置する方法をまとめます。
①水槽周りがスッキリ
②水槽の中もスッキリ
③安あがり
目次 非表示
そもそも水槽内にフィルターを
自作するメリットはなんでしょうか?
水槽周りがスッキリする
フィルターを設置すると
水槽に加えてフィルター分のスペースが必要になります。
狭い場所に水槽を置きたい場合などには
とても問題になります。
その点、水槽の中にフィルターを作れば
水の循環が完結するので、
水槽周りがスッキリします。
水槽の中もスッキリする
水槽の中にはフィルターの吸水パイプや
ヒーターなど維持管理に必要な器具が
セッティングされています。
ただ、これらのものは水槽を見るうえで
邪魔になることがあります。
その点、水槽のなかにフィルターを自作すれば
ヒーターを隠すスペースも作れますし、
水槽のなかがスッキリします。
使う材料
水を循環させるためのポンプです。
私がよく使うのは
- EHEIM コンパクトオン
- GEX アクアテラメーカー
- テトラ マイクロフィルター
です。
↓この記事でポンプは解説しています↓
フィルターの仕切り板に使います。
加工しやすく、安価です。
他にもアクリル板など、
丈夫で水に強いものであれば利用できます。
水の通り道に使います。
自作フィルターにはろ材を入れるエリアと
ヒーターなどを入れるエリアを分けたり、
水が入ってくる吸水口から
生き物が入ってこないようにする必要があります。
そのときに鉢底ネットを使えば、
水だけの通り道を作れます。
仕切り板どうしを接着する時に使います。
水槽に使うのでアクアリウム用の接着剤が
ベストですが、コスパが悪いので
私は防カビ材抜きのシリコンシーラントを使っています。
もちろん使う前には十分なアク抜きが必要です。
こんな感じでざっくりとした案をスケッチします。
行き当たりばったりで作るよりも
ある程度考えてからの方が良いですよ。
フィルター自体の幅や高さ、
ポンプやヒーターは入るかどうかなど事前に考えます。
フィルターの構造はこんな感じです。
ひだり側の絵が基本です。
水槽からの水が左上から入ってきて、
ろ材エリアへと進み、
最後にポンプエリアでフィルター外に
排出されます。
一番左のエリアには
マットなどを入れて細かいゴミを
取り除きます。
右の絵はヒーターエリアを加えた絵です。
このように水を上から下、
下から上へと循環させ
ろ過していくのです。
まずはポリスチレンボードを切って
フィルター本体のパーツを切り出します。
シンプルな箱型がきれいに、
簡単につくれます。
水の通り道を作っています。
仕切り板に四角い穴を開けて
周囲にシリコンを塗ります。
そこに鉢底ネットを貼り付けます。
こうすることでネットからは
水しか出入りできなくなります。
こんな感じで仕切り板も接着させたら
水槽本体に接着させます。
シリコンシーラントを使えば、
レイアウトを壊すときにも
カッターでキレイにはがせますよ。
うしろから見るとこんな感じ。
水は左のエリアから右のエリアへ
流れていきます。
これは小型水槽でスペースを節約するために
左のエリアは前後に仕切られており、
奥にマットをセットしてあります。
点線の矢印はそこの水の流れです。
最後に排水パイプをセットすれば完成です。
これは白いスチレンボードで作った
自作フィルターです。
背景も城にすることであまり目立たなくなりますね。
使っているのはEHEIMコンパクトオン300です。
これは外部フィルターを使った水槽です。
右奥に給排水パイプをまとめています。
こちらも白いスチレンボードを使い、
パイプを隠しています。
こちらはウツボカズラの水耕栽培機能をもった
自作フィルターです。
ろ材エリアの上に植栽エリアをつくって
そこに植物を植えました。
この記事では筆者がこれまで作ってきた
水槽の中にフィルターを作る方法を
まとめてきました。
自分で作れば思い通りになりますし、
なによりスタイリッシュになるので
ぜひお試しください!