【水槽を横向きのサイズにしたい!】ガラス水槽を加工して理想のサイズにする方法 〜カットから接着まで

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水槽を買うときに
「この水槽が横向きだったらちょうどいいんだけど」
と思ったことありませんか?

ふと
ふと

ガラス水槽の前面ガラスを取り外して加工・接着する方法を紹介していきます

手順

①前面ガラスをはずす
②ガラスカッターでカット
③酢酸系シリコンで接着

1. 水槽の前面ガラスをはずす

まずは前面ガラスを取り外します。
今回使用するのはKOTOBUKIの水槽です。

ガラス間のシリコンに切れ込みを入れていきます。
カッターを入れて少しずつ切っていきます。

シリコンの厚みがある部分は刃が入りやすいですが、
場所によっては刃が入りにくい箇所もあります。
刃が折れてしまうと危ないので
ゆっくり慎重に進めていきましょう。

2. ガラスカッターを使う

取り外したガラスを理想のサイズにカットします。
その時使うのが「ガラスカッター」です。

ガラスカッターについて

ガラスカッターとは?

ガラスカッターとはその名の通り
ガラスをカットする道具です。

ガラスは傷に沿って割れるという性質があります。
ガラスカッターで直線の傷をつけることで
ガラスがその傷に沿って割れるという仕組みです。

種類

オイル注入式ホイールタイプ

小さなピザカッターのような形状です。
持ち手の先にオイルを入れて使用します。
割れ目がキレイに入りやすいので
最近はこのタイプが主流となっています。

ダイヤモンドヘッドタイプ

刃先にダイヤモンドが埋め込まれているタイプです。
昔ながらのガラスカッターで、
一定の力を入れながら割れ目を入れていきます。
力加減によって割れ目が変わってしまうので
慣れないうちは失敗が多くなります。
オイルタイプよりも価格が安いので
お試しなら使うのもありです。

ガラスカッターの使い方

①ガラスに定規を固定する。

割りたい位置で定規を固定します。
力を入れてカッターを使うので
マスキングテープなどでしっかりと固定します
一気に割れ目を入れるので 端から端まで定規をあてます。

②ガラスカッターにオイルを入れる

オイル注入式のガラスカッターでしたら
オイルを入れて準備します。
いきなり本番に入るよりは
何回か練習することをお勧めします。
意外に一定の力で割れ目を入れるのは難しいです。

③一定の力で端から端まで一気に割れ目を入れる

ガラスカッターで割れ目を入れます。
途中で休まずに端から端まで一気に引きましょう。
途中で止めてしまうと
そこで割れ目が変わってしまい、
キレイに割ることができなくなります。
もし失敗してしまった場合は
初めから違う場所に割れ目を引き直しましょう

④割れ目にそって割る

割れ目の下に小物を置いてテコの原理で割ります。
私は鉛筆の先を置いています。
凸部分は少しで良いです。

割れ目の下に小物を置いた後、
ガラスの両端に均等な力を加えていきます。
徐々に力を入れていくと割れます。

均等な力でないとキレイに割れません。

3. 酢酸系のシリコンで接着

好きな寸法にガラスを割ったら
再び水槽に貼っていきます。
使うのは酢酸系のシリコンです。
ガラス同士の接着に適しています

貼る前に元々ついていたシリコンを
カッターなどで切ってキレイにしておきます。

接着面にシリコンを塗ります。
この時、シリコンがつかないように周囲に
マスキングテープを貼るとキレイに貼れます。

ガラスを貼り付けたらヘラなどを使って
ムラができないようにシリコンを広げます。

2,3日でシリコンが乾くので
マスキングテープを剥がして
水漏れがないか確認するため
水を入れましょう。
水漏れがある場合は面倒ですが
貼り直した方がが良いでしょう。

さいごに

水槽を1から作るのは素人にはハードルが高いです。
直角に固定する手間もありますし、
慣れていないと水漏れの危険性が高いです。

その点、今回紹介した
既製品の水槽から前面ガラスだけを外して
再び貼り付ける方法ならば
ガラスカットの手間はあるものの、
最後の接着だけ気をつければ
失敗は少ないです。
理想の水槽サイズが見つからなければ
ぜひお試しください。