【必見】ミナミヌマエビが繁殖しすぎたときの対処法 〜水槽内での捕獲方法〜

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

私の水槽では石巻貝とミナミヌマエビが
せっせと頑張ってくれています。

ミナミヌマエビは
近くの川で採取したものです。
石巻貝はショップで購入したものです。

今、私の水槽で起きている問題は

増えすぎたミナミヌマエビの食害

です。

ウィローモスがこんな状態に。
根元の部分の葉がない状態です。

そこでレイアウトを崩さないように
ミナミヌマエビを捕獲する方法について
検討してみました。

POINT

①エビの被害は「食害」「フン害」がある
②肉食の魚を入れれば早いが問題も多い
③結局網で捕まえる方法がベスト
☆エサでおびき寄せれば効率アップ

エビによる被害

水草の食害

数が増えると水草の食害が増えます。
実際、ウィローモスなどのモス系が
最も被害を受けます。
写真のように根元が芯しか残っていません。

フン害

ミナミヌマエビを始め、
エビのフンは意外と多いです。
写真は1週間で出るフンです。
おそらく他にも溜まっている箇所はあるでしょう。
とても1回の掃除で取りきれません。

これが徐々にたまっていくことで
水槽が汚れていくのです。

エビをすぐに減らす方法

他の魚に食べてもらう

水槽内のミナミヌマエビをどうにか減らして、
害を減らす必要があります。

最も直接的な方法としては
「他の魚に食べさせる」があります。

エビを食べるような肉食の魚を
飼うことでエビの数を減らすのです。

大人のエビを食べるような
比較的大きな魚を入れる必要はありません。
アベニーパファーのような小型のフグは
稚エビを食べてくれるので
徐々に数が減っていきます。


・確実に数を減らせる
・すぐに効果が出る

・もともといた生体に影響がある
・エビが全滅する可能性
・空腹時でないと効果がない
・レイアウトが崩れることも

魚を入れた瞬間から効果が出ます。
早ければ一晩でかなりの数を
減らすことができるでしょう。

一方で新たな魚を水槽に導入するので
相性によっては、もともといた生体に
悪影響を及ぼす危険もあります


また、数を減らしたかっただけなのに
エビが1匹もいなくなることもあります

コケ対策等で入れていた場合には
困りますよね。

大人のエビを食べるくらいの魚になると
暴れたときにせっかくのレイアウトを
崩してしまうこともあります。

以上のことを考えると
新たに魚を導入することは難しいです。
もともといれる予定だった魚とかなら
餌にもなっていいんですけどね。

なにも入れずにエビを減らす方法として
他に考えられるのは、
エビを網で捕獲する方法です。

エビを捕獲する方法

現在、水槽を2つ維持しています。

  • ①エビが繁殖している陰性水草水槽
  • ②ウキゴリがいる水槽

考えたのが、
①の水槽にいるエビを
②の水槽に移す
という方法
です。
ウキゴリのエサにしようとする考えです。

網でエビを捕獲する効率的な方法を考えていきます。

単純に網で捕まえる

単純にエビを網で捕まえる方法です。
捕まえやすい位置にいたエビを捕まえます。
ミナミヌマエビは夜行性らしいので
活発に活動する夜に実行した方が良いです。

・お手軽に捕まえられる

・複雑なレイアウトだと崩れる可能性がある
・隠れたエビは捕まえられない

この方法はなんといっても簡単です。
気付いたときに網ですくうだけです。

ただし網を水槽の中で動かすので
流木に引っかかってレイアウトが崩れる恐れがあります

また基本的に捕まえやすい位置に来ないと
捕獲できないので、
すき間などに隠れられるとお手上げです。

餌で誘き寄せる

網や給餌器の中に餌を入れて誘き寄せる方法です。
夜に固形のエサを設置しておいて
たまに網を確認して捕まえます。
このようにわらわら集まってきたところを一網打尽です。

・隠れたエビもおびき寄せられる
・まとめて捕獲できる

・エサによる水の汚れ
・他の生体がジャマする

まとまった数を一気に捕獲できます。
気が向いたときに水槽を見て
網を上げればよいので楽です


一方でエサを長時間放置するので
水が汚れてしまいます

また、他の魚がエサをつつきに来た時に、
エビがびっくりして逃げてしまう可能性があります。

スポイトで直接吸ってみる

食害が現れる前に稚エビを捕獲しまえば良い、
と考え実行した方法です。

ホームセンターなどで売られている
大きめのスポイトの先端を適当に切って、

稚エビを吸い取ります。
ゆっくりとスポイトの先を近づけて
一気に吸い込みます。

・食害が出る前に対処できる
・複雑なレイアウト上でも可能

・稚エビにしかできない
・稚エビの発見が難しい
・効率が悪い

食害が出る前の早めの対策です。

ひとことで言えば面倒です。
小さい稚エビを見つけるのが困難ですし、
見つけたとしても吸い取るのが難しいです。
あまりオススメはできません。

最もいい方法は?

以上3つの方法を実行してきましたが、
1番良く使う方法は、
エサで誘き寄せる方法です。

大量にエビがいる水槽で
大量に移動させたい場合はベストな方法です。

スポイトで稚エビ吸い取る方法は
食害が発生する前に対処できる方法ですが、
見つけるのが大変なのと
吸い取るのは少しコツが必要です。
時間がある人は良いのかもしれません。