オペルクリカリア パキプスの挿し木実験 ~土の違いや挿し穂の若さで成功率がどうなるか随時更新~

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メルカリでオペルクリカリア パキプス、
オペルクリカリア デカリー、
オペルクリカリア ボレアリスの
剪定枝が安く大量に売られていたので
購入してみました。

パキプスの挿し木は初めてだったので
挿し木実験をします。

挿し木実験について

使う土

①赤玉土(3本線)

プランティーションイワモトの
焼成硬質赤玉土です。

形崩れがしないほど硬い赤玉土で
パキポディウムなど塊根植物を
育てている方にとっては有名です。
家に赤玉土はこれしかなかったので使います。


②鹿沼土

こちらもプランティーションイワモトで
購入した硬質鹿沼土です。
赤玉土よりも軽くて
少し酸性よりの土です。
鹿沼土も挿し木する時に
よく使われている土です。

③MIX土

赤玉土と鹿沼土、日向土を
3:1:1で配合した土です。

私が塊根植物やサボテンなどに
使っている土の配合です。



使う挿し木について

①硬くなった枝

2年くらい経って硬くなった枝です。
表面も少し白くなって
ひび割れもある枝です。

②まだ緑色の若い枝

今年伸びてきた若い枝です。
まだ緑色で枝も柔らかくしなやかです。

③成長点なし

枝の先端を切ったものです。
先端にある成長点から
新しい葉っぱが出ます。
これを切って挿し木します。

挿し木作業

葉っぱを減らす

まずは挿し木の準備です。
葉っぱがあるとそこから蒸散が進み、
水分がどんどん出ていきます。
まだ根がない挿し木だと
水が上手く吸えずに、枯れてしまいます。
蒸散の影響を少なくするために
葉っぱを落とします。

土の準備

土はあらかじめ微塵を取り除くために
細目の網でふるいにかけました。
それぞれプラ鉢に入れて
一度水をかけます。
水をかけることで残った微塵も
取り除きます。

挿し木完了

挿し木ができました。
挿すときには切り口を傷つけないように
棒などで穴を開けてから挿しました。
それぞれの内訳はこんな感じ。

オペルクリカリア パキプス
パキプス①硬い枝(成長点なし)②緑色の枝(成長点なし)
赤玉土20(7)6(4)
鹿沼土11(4)2(1)
MIX土11(4)2(1)
合計(本)42(15)10(6)

オペルクリカリア デカリー
デカリー①硬い枝(成長点なし)②緑色の枝(成長点なし)
赤玉土9(4)1(1)
鹿沼土10(3)0(0)
MIX土15(7)0(0)
合計(本)34(14)1(1)

オペルクリカリア ボレアリス
ボレアリス①硬い枝(成長点なし)②緑色の枝(成長点なし)
赤玉土3(3)2(1)
鹿沼土2(0)3(3)
合計(本)5(3)5(4)

※挿し木については下記ページを参照しました。


経過観察

1日目

挿した直後は2cm程度の
腰水を行いました。
数時間後に腰水を5mm程度まで
減らしました。
腰水にはメネデールを入れています。

3日目

緑色枝が黒くなってきました。
おそらく枯れてしまったのでしょう。

ただ、まだ緑色のままの枝もあります。

やはり通常の挿し木のように
若すぎる枝は難しいかもしれません。


※随時更新していきます。